11月17日(土)16時30分より、 富山市内パレブラン高志会館 において、「立命館大学富山県校友会2018年総会・懇親会」が開催され、来賓・校友あわせて33名が参加した。
総会は、田村哲朗会長('72経営)より開会挨拶が行われた後、安部香一事務局長('86産社)より会務報告が行われ、2017年度事業活動報告、収支決算、2018年度活動について報告された。さらに新たな役員人事の交代が提案され、舟根智也幹事('94産社)が事務局長に、安部香一事務局長が幹事長に就任する事が承認された。また、100周年に向けた取組「富山県校友会のルーツを求めて」が紹介され、現在確認できる中では最も古い総会である1953年の復興第一回総会を、今日の富山県校友会のルーツとすることが確認された。
<参考>http://www.100th-ritsumeialumni.jp/news/2018-01-25-1034/)
総会終了後、来賓が会場に拍手で迎えられ、まずはじめに校友会事務局より大学の近況報告が行われ、今年度開設された食マネジメント学部などについて紹介された。
続いて、校友会本部の小野守通副会長('69経営)より「校友会100周年とこれから」と題して、2019年の校友会設立から今日に至るまでの歴史的経過について概括された。その中で、大学昇格に必要な供託金を集めるための寄付を募る運動や、後輩学生への就職支援など、校友会が常に母校を支える存在であったことに触れ、今日の「母校・後輩支援」と位置付ける諸事業、特に校友会未来人財育成基金の意義について述べられた。
富山県高岡市出身で、校友会未来人財育成奨学金を受給した森本晃央さん(スポーツ健康科学部3回生)による成果発表が行われ、自身の研究分野であるスポーツバイオメカニクスについて紹介された。発表では、握力と全身筋量との相関や、疾病への罹患率・死亡率との相関関係について引用を含めた研究成果の報告がなされ、「握力が5kg落ちるごとに全ての原因における死亡率が約16%増加する」など具体的な言及もあり、多くの参加者の関心を惹きつけた。
懇親会は、舟根智也・新事務局長('94産社)の司会で進行。開宴に先立ち、全員で校歌を斉唱した。田村哲朗会長('72経営)の開会挨拶、小野守通校友会本部副会長('69経営)の来賓挨拶に続き、古村隆一福井県校友会会長('58文)の乾杯で歓談がスタートした。
歓談では4名の初参加者が登壇して自己紹介を行い、参加動機や今後の参加についてそれぞれの思いが述べられた。また、立命館大学校友会による震災復興プロジェクトKINOBUYA PROJECTの防災缶詰販売のPRも行われた。
宴もたけなわとなったところで、参加者全員で輪となり応援歌を合唱し、竹内伸行副会長('81経営)がエールを送られた。そして、石川県校友会の西村和也会長('95経営)による三本締め、古河秀一郎副会長('74文)の中締めの挨拶でおひらきとなった。