10月27日(土)13時30分より、長野県松本市にある「ホテルモンターニュ松本」において、「2018年度 立命館大学長野県校友会総会・懇親会」が開催され、県内各地からの校友、関東甲信越の校友会からの来賓など、65名が出席した。長野県校友会総会は、隔年で開催されている。
総会に先立ち、大和文華館、あべのハルカス美術館館長の浅野秀剛先生(’74 理工)の講演会が多くの一般市民の方々の参加も得て、開催された。
講演テーマは、「浮世絵、北斎と小布施、松本」で、浮世絵師とは何か、から始まり、信州小布施でも活躍した葛飾北斎の画業と信州=長野との関わりや広重、写楽などの作品等についても判り易く解説され、終了後には質疑応答も活発に行われ、盛会であった。
第一部「総会」は、降幡信秀幹事長('77営)の開会のことばで開式となった。
校歌斉唱の後、内岩望長野県校友会会長代行('81理工)より「2年に一度の校友会総会・懇親会がこのように開催できて大変うれしい。本県校友会は、御朱印めぐりやトレッキング、新卒者歓迎会など様々な取組みを進めているので、更に多くの方々に参加をお願いしたい。本日は、多いに楽しんでいただきたい」との挨拶があった。続いて、上田寛立命館専務理事よりOICの開設、食マネジメント学部などの新学部の紹介、学園のグローバル化に向けた取組みなど立命館の現況を含めた挨拶と小野守通校友会副会長より「オール立命館校友大会 in 仙台」が無事終了し、改めて立命館ファミリーの大切さを実感したこと、また、未来人財育成基金の活用によりグローバルに学生が活躍しているので、更なる協力をお願いしたいとの挨拶があった。
次に、議事に入り、内岩会長代行が議長に選出され、「平成29年度活動報告、会計・監査報告」、「平成30年度活動計画、予算案」の報告・提案があり、それぞれ了承・承認された。続いて、高田彰氏(RFS)('79文)より未来人財育成基金への協力を更にお願いしたいと熱く訴えられた。当日は、基金への支援のための特別な封筒も用意されており、懇親会中に支援を募ってテーブルを回っていただき、多くの校友がこれに応えられた。最後に窪田和隆会計(‘77経営)より閉会のことばが述べられた。
第二部「懇親会」は、梅野文子氏氏('78 産社)の司会で開会された。はじめに田中康雄研究部担当部長の乾杯の発声で開会となった。会の途中では、法学部同窓会の薩摩里美幹事(‘94 法)より、
2019年に東京・帝国ホテルで行われる法学部同窓会の案内が行われた。宴もたけなわとなったところで、「大くじ引き大会」が実施され、信州の秋の味覚や美しいグラスアートを引き当てた校友が、それぞれが一言スピーチをして、旧交を深めた。その後、新たに立ち上げられた青年部3名の方々から自己紹介があり、これからの県校友会の一員としての決意を語り、会場からは大きな声援が飛んだ。
最後は、信州人なら誰もが知っているという長野県歌「信濃の国」を大合唱し、次の総会での再開を誓いつつ、お開きとなった。
事務局からは、東京キャンパス所長の宮下明大と研究部の田中康雄が参加した。