2018年9月9日(日)午後、亀岡市のガレリアかめおか において立命館大学亀岡校友会総会が開催された。
総会に先立って、NPO法人中川小十郎先生亀岡顕彰会との共催による一般市民の方も参加されての講演会が行われ、立命館大学文学部教授の山崎有恒先生により「中川小十郎の教育理念~女子教育論を中心に~」というタイトルで、明治期の女子教育事情や女子教育論、中川小十郎の女子教育に対する考え方や数々のエピソードなどが紹介された。亀岡の馬路村で生まれ育ち立命館の創立者である中川のあまり知られていない話に約70名の参加者は熱心に聞き入っていた。
総会は、森山義久副会長('65法)の司会により、まず校歌斉唱と物故者への黙祷が行われ、中川茂雄会長('65経営)の挨拶の後、立命館大学総務部 村田陽一次長より大学の近況が報告された。議事は昨年度の活動・会計報告、役員改選、今年度の活動・予算計画などが承認された。なかでも会員それぞれの努力により、中川小十郎の出身学校(旧 馬路小学校)である亀岡市立義務教育学校「亀岡川東学園(小中一貫学校)」において、6年生の授業に中川小十郎が教材として取り上げられたこと、中川小十郎パネル展示の企画が先生や父兄に評判が良く、期間を1ヶ月延長して実施されたことが強調された。
竹岡敏副会長('71理工)の閉会挨拶に続いて懇親会が開催され、参加者は旧交を温めるとともに、今年度の亀岡校友会の活動計画や学生時代の話などで大いに盛り上がり、本会の発展を願って応援歌グレーター立命を合唱し、中締めとなった。