9月8日(土)14時より、島根県松江市殿町の「サンラポーむらくも」に於いて、「平成30年度 第47回立命館大学島根県校友会総会」が開催され、校友および来賓計47名が出席した。
第Ⅰ部「総会」は、和田裕之事務局長('93経営)の司会により開会され、校歌斉唱の後、安達且会長('69法)より、「立命館は食マネジメント学部の新設など、この間、ますます発展してきており、島根県校友会においても、より一層、活動の幅を拡げるべく若手・女性校友の積極的な参加をお願いしたい。今年も10月8日の出雲駅伝には、立命館大学が出場するので、熱い応援体制をとる準備をしている。また、今後とも後輩達への支援として、校友会未来人財育成基金についても積極的な協力をお願いしたい」との挨拶があった。
引き続き来賓紹介の後、安達会長が議長となり、和田事務局長および田中安信理事('78産社)から平成29年度事業・決算報告ならびに駅伝特別会計報告が、是津弘正監事('78経営)から監査報告があり、拍手で承認された。続いて、平成30年度事業・予算計画(案)についての提案があり、こちらも拍手で承認された。
第Ⅱ部では、大学を代表して、西川幸穂常務理事(総務担当、'85法)から挨拶があり、「今年度より国際関係学部においてスタートしたアメリカン大学との国際連携学科や次年度設置予定のグローバル教養学部などの新たな教学展開」「1週間前に閉幕したアジア大会などスポーツ分野をはじめとする現役学生・卒業生のグローバルな活躍」等、学園の近況報告があり、平素の校友会活動への感謝とさらなる支援のお願いがあった。
第Ⅲ部では、校友会を代表して、福元寅典立命館大学校友会副会長('72経済)から、「2019年の校友会設立100周年事業」「校友会未来人財育成基金」の取組状況、および「校友会未来人財育成基金を活用した学生達の活動内容」などについて報告があり、後輩学生へのさらなる支援をお願いしたい旨の挨拶があった。
第Ⅳ部「講演会」では、国立大学法人島根大学理事・副学長の藤田達朗氏('77法)より、ご自身が立命館大学・大学院で学ばれたご経歴や様々なエピソードのご紹介とともに、現職での立場から、「島根県にある唯一の国立総合大学としての特色・存在感を明確にし、地元に対していかに責任を果たしていかなければならないか」といった講話があった。少子高齢化が進み、ますます学生確保が厳しくなる状況下、「これからの大学に求められるものは何か」について改めて考えさせられる貴重な講演会となった。
第Ⅴ部「懇親会」は、和田事務局長の司会によりスタートし、はじめに坂根勝顧問('62理工)の乾杯により開会された。宴の中盤では校友諸氏からの近況報告や今年の出雲駅伝に関する応援協力等の要請もあり、大変活気に溢れる懇親会となった。宴の終わりに、吉儀和平氏('75文)から立命館に期待する心温まる挨拶があり、最後に全員で肩を組みながらの応援歌熱唱で会はお開きとなった。
なお、事務局として立命館大学 学生部の三ツ野直樹次長('89法)が出席した。