8月5日(日)14時からクーポール会館(静岡市)において、静岡県校友会総会・校友の集いが開催された。当日は愛知県、岐阜県、三重県校友会からの来賓を含む72名の参加があった。
第1部の総会は校歌斉唱に始まり、加藤誠会長('71産社)より挨拶があり1年間の主だった取り組みを紹介され「新しい試みとして各地区(遠州会、駿府会、富嶽会)で若手・女性会を開催した。今後もぜひ参加をいただきたい」と積極的な活動参加を呼びかけられた。
続いて、来賓紹介を経て議事に入り、事業報告・計画、予算・決算について議事が進められ、審議事項である第1号議案・第2号議案について全会一致で承認された。
総会議事終了後、来賓祝辞となり、市川正人学校法人立命館副総長よりご自身が静岡県出身であることに触れながら、最近の食マネジメント学部開設や来年開設予定のグローバル教養学部、6月の大阪北部地震の影響などの学園情勢についてのご報告があった。続いて、伊藤博行校友会副会長より若手層の積極的な参画とネットワーク構築への期待を述べられた後、2019年10月19日に予定している100周年記念オール立命館校友大会への参加呼びかけがあった。
第2部の記念講演では、ふじのくに地球環境史ミュージアム館長・立命館大学環太平洋文明研究センター長を務める安田喜憲氏('72文)より「環境考古学から生命文明へ」と題して、自身の研究テーマであった地中海文明、中国長江文明、日本の弥生文化などの研究を紹介され、昨今の異常気象について歴史の流れに引き付けて解説された。なかにはご自身の学生時代や研究者として苦労された体験談を交え、会場は時に笑いに包まれ、講演会は盛況に終えた。
第3部の懇親会は、西野徹静岡県校友会副会長('98文)の開会挨拶のあと、伊藤享司愛知県校友会会長('79経済)の来賓挨拶と続き、その後、新人校友による乾杯の発声でスタートした。懇親会では、若手校友による発案で、参加者の学生時代の想い出の場所をテーマとしたビンゴゲームを実施。参加者同士の交流も深まり、大いに盛り上がった。
最後は、肩を組んで全員グレーター立命と校歌を熱唱し、閉会となった。