7月21日(土)14時から横浜の崎陽軒本店において、神奈川県校友会「オール立命館神奈川県校友大会」(第36回総会・校友の集い)が来賓・校友合わせて73名の参加のもと開催された。
会は3部構成で、第一部総会、第二部特別コンサート、第三部懇親会で、総合司会を山田和久幹事長(’77産社)が務めた。
第一部総会は、木内友一幹事(’77経済)が司会進行し、はじめにメディックスOB・OGのリードで校歌を斉唱し、来賓紹介がおこなわれた。続いて、野口邦夫会長(’74法)は「先日、校友会の発展に尽くされた中村義孝先生の訃報に接し、大変お世話になっただけに寂しい思いである。また、7月の西日本豪雨で被災された皆様には心よりお見舞い申し上げるとともに一刻も早い復興を願っている。今年は、この神奈川県校友会でメディックスOB/OGの皆様に歌っていただいて10年を迎えるため、第二部はメディックスコンサートとした。楽しみにしていただきたい。本日は、校友どうし楽しく過ごしていただき校友という財産を殖やすよすがになればと思っている。今後ともご協力をお願いしたい」と挨拶された。
総会議事は田中健明相談役(’61理工)を議長に、2017年度活動報告・会計報告、監査報告、2018年度活動計画・予算案、が審議され、全て拍手で承認された。
次に、岡田直之副幹事長・RFSリーダー(’87産社)より「校友会未来人財育成基金」の現況についての報告があった。その中で、「+R校友会未来人財育成奨学金」を得て、社会貢献や海外留学に取り組む学生の姿がスライドを使って紹介された。また、本日の会で未来人財への支援を希望する方に「ぽち袋(ギフトカードセット)」の申し込み書を資料に同封しているので、是非ともご協力をお願いしたいとの力のこもった呼びかけがあった。
続いて、大学を代表して、上田寛立命館専務理事が、はじめに6月18日の大阪北部地震、7月上旬の西日本豪雨による学生やキャンパスへの被害や影響と校友の皆様からもご心配頂いたことへの感謝が述べられた。また、2017年OICに総合心理学部、今年BKCに食マネジメント学部、来年2019年OICにグローバル教養学部を設置し、現代的課題への取組みを進めており、18歳人口の減少期に入っているが、留学生も含めきちっとした教育によって規模問題も克服できると考えている。すでに未来人財育成基金では大変なご支援をいただいているが、今後なお一層のご支援・ご協力をお願いしたい、と挨拶された。
続いて、校友会を代表して、伊藤博行副会長(’74理工)は、「先日、若手校友の活動である関東のリコネクト事業に参加したが、これまで思っていた空気感とは全く違って、はつらつとしている若手校友を見て本当に驚いた。校友会は、若手や女性の比率も年々高まっている。来年は、校友会100周年を迎えるが、その前年である今年、10月20日にオール立命館校友大会が仙台で開催されるので、是非多くの方々に参加していただきたい」と挨拶された。
第二部は、立命館大学混声合唱団 メディックスOB合唱団による特別コンサートが開催された。タイトルは、「GOOD OLD DAYS ~あの素晴らしい時代をもう一度~」であった。18名のメンバーの方々により約1時間にわたり、<第1部 クラシック編>、<第2部 ご当地(神奈川・横浜市)編>、<第3部 個人演奏>、<第4部 懐かしの青春ソング>と多岐に渡る楽曲を参加者全員心から楽しませていただいた。その素晴らしさは、文面では、表現しがたいものがあった。また、素晴らしいデザインの表紙でしっかりとした内容のパンフレットが全員に配布された。
第三部の懇親会は中木和彦幹事(’91法)が司会を務め、野口会長の開会の言葉に続き、小畠照夫相談役('58経済)による乾杯、近隣校友会からの参加者を代表して、高木春光長野県校友会会長(’75経済)が祝辞を述べた後、開宴となった。会場のテーブルは、卒業年次の近い校友が集まるよう工夫され、初めての校友ともすぐに打ち溶け合っての交流が進んでいった。その後、初参加者によるスピーチやクラブ等の活躍紹介があり、ビンゴゲームで宴もたけなわとなり、最後は恒例の木山秀一茨城県校友会幹事長(’81法)の迫力満点のリードで応援歌、寮歌、校歌を斉唱し、お開きとなった。
なお、本部事務局からは研究部担当部長の田中康雄が参加した。