7月7日(土)の香川県高松市内のホテルパールガーデンにて香川県校友会総会・懇親会が開催された。大雨による厳しい交通情勢のなか、来賓をはじめ30名以上の欠席があり一部内容を変更して開催されたが、総勢123名という多数の出席者を集めた。
開会に先立ち、本日海外出張のため欠席された松浦会長から、参加者へのお菓子の差し入れがあり、テーブルごとに代表者を決めて参加者に分配された。厳しい天候で少し固くなった会場の雰囲気が和み、各テーブルでは早速自己紹介が始まった。
総会の冒頭、本日のメインイベントの三味線のライブ演奏を務めるプロ奏者の小林史佳氏(97理工)の伴奏により、校歌斉唱が行われた。
大学代表として、本来であれば仲谷善雄副総長にご挨拶いただく予定であったが、交通事情によりお越しになれなかったため、校友・父母課課員がご挨拶文を代読する形となった。林幸雄校友会本部副会長も交通事情のためお越しになれなかったため、穴吹学事務局長・校友会本部常任幹事(71経営)が代わりに校友会未来人財育成基金の呼びかけなどを行った。
続いて、スライドショーによって香川県校友会の1年間の活動を振り返り、今年の企画への参加呼びかけと申込書への記入案内があった。続いて、三木康徳監事(82法)から会計監査報告が行われ、全ての議事が承認された。
いよいよ三味線のライブ演奏となり、三味線プレイヤーとして国内外で活躍され、新潟県100周年応援隊の小林史佳氏('97理工)をリーダーとしたユニットが古典3曲、オリジナル3曲を披露された。ペルーの楽器カフォンとの異色のコラボなど、新しい試みに溢れた楽曲も披露され、会場を大いに盛り上げた。小林氏は昨年開催されたオール立命館校友大会2017 in 京都でも演奏を披露されている。(オフィシャルサイト:http://shamisenplayer.com/)
第二部の懇親会は、「若手ユースの会」と同日設立総会があった「士業の会」に所属する若手のホープ、社会保険労務士の東祐太郎事務局次長(10文)による乾杯発声によりスタートした。小林史佳氏が引き続きBGM生演奏を引き受けて懇親の場をさらに盛り上げた。
懇親会では鵜川俊英副会長(83経営)、古川康造副会長(81経営)より挨拶があり「香川県校友会として母校の今後の発展を全力で応援していきたい」と述べられた。続いて新たに役員に就任された保井成之新副会長からも挨拶があり「校友会の益々の発展に貢献するとともに母校の発展に益々期待する」との激励を述べられた。続いて、立命館議員団10名が紹介され、総会に出席した5名より一言ずつ挨拶が行われた。
前述の通り同日に設立総会を実施し、新たに発足した「士業の会」を代表して司法書士の藤川吉洋会長(68経済)より挨拶があり「大学の同窓生として相互に親睦を図りつつ情報交換の場として良い会にしていきたい」との今後の抱負が語られた。そして40代・50代の校友の親睦を図る「次世代の会」の会長交代があり、折目勝文新会長(81産社)が中桐義人現会長(82法)に対して、発足2年にして計22回の企画を実施してきた実績を称え感謝状を贈呈した。
懇親会中盤では、三木監事のご令嬢・歩恵夢(ぽえむ)さんと友人のミミさんによる心書(しんしょ)パフォーマンスが披露された。昨年の総会で、すい臓がんを患い闘病中であった三木監事のご令室・仁美さんと魂を込めた心書パフォーマンスが披露され、仁美さんはその後パリのJAPAN EXPOに参加された後に鬼籍に入られ、今年はその想いを引き継いでのパフォーマンスとなった。紙には大きく「母」と書かれ、「生きていることは死と背中合わせに生きること」という歩恵夢さんのメッセージがつづられた。
懇親会終盤では、「大抽選会」が開始された。旅行用スーツケースなどの豪華賞品が用意され、穴吹事務局長の呼びかけにより、見事当選した参加者は、母校・後輩支援の想いを込め、当選番号が記載された封筒に校友会未来人財育成基金を包み、景品の引き換えを行った。
最後は、元応援団リーダー部の宮本浩志さん(86法)が迫力とキレのある演舞でリードし、小林史佳氏の伴奏で、参加者全員で応援歌を合唱した。最後に、高島幸弘副会長(74経済)による中締めの挨拶で、会はお開きとなった。
なお、来年は「再興・20周年記念大会」として7月6日(土)の開催が決定している。本総会・懇親会には、事務局から本山課員が出席した。