2018年6月2日(土)、立命館朱雀キャンパスにて「2018年度 立命館大学校友会 幹事会」を開催し、267名の校友会幹事が出席した。
冒頭、物故者に対する黙祷の後、村上健治会長が体調不良で欠席のため、小野守通副会長による開会挨拶でスタート。学園歌斉唱を行い、吉田美喜夫学校法人立命館総長より校友会未来人財育成基金をはじめとした大学と後輩学生への支援・協力に対する謝辞と校友会の今後更なる発展を期する挨拶が述べられた。
学生挨拶として2017年度に+R校友会未来人財育成奨学金に採用された白鳥克哉さん(理工学部4回生)より、IOTを駆使したゴミ箱によるインドの環境問題解決に向けた取組みについて成果報告が行われ、校友会未来人財育成基金への謝辞と卒業後は自分も校友として、後輩学生を支援していきたいとの言葉で締め括られた。
議事に入り、村上会長の代行として福元寅典副会長を議長に選出し、各委員会担当副会長より報告が行われ、審議事項についてはいずれも拍手をもって全会一致で承認された。
2018年度 立命館大学校友会幹事会 議題
【報告事項】
1.立命館大学校友会名誉校友の選任について
2.立命館大学校友会顧問の退任および選任について
3.立命館大学校友会本部役員人事について
4.校友会活動ビジョンの策定ならびに校友会活動ビジョンに基づく具体的な行動の検討について
5.「オール立命館校友大会2018 in 仙台」大会概要について
6.「100周年記念オール立命館校友大会」の進捗について
7.校友会設立100周年記念事業の2017年度実施報告について
8.校友会未来人財育成基金の2018年度の具体的な募集推進活動について
9.東日本大震災復興支援特別事業の進捗報告について
10.2017年度の海外校友会の活動報告について
【審議事項】
11.立命館大学校友会推薦校友の承認について
12.2017年度事業報告および2017年度決算報告について
13.2018年度事業計画案および2018年度予算案について
幹事会終了後は、初の試みである幹事グループワークを開催した。参加者は1グループ8人程度の36グループに分かれ、キャンパス内の別会場に移動して議論を行った。
テーマは議題の中にもあった「校友会活動ビジョンについて」。約1時間程度の中で、校友会活動ビジョン(現在の検討内容)に基づく具体的な行動、校友会活動ビジョンに対する意見(ビジョンそのものと浸透方法)についての意見交換を行った。議論はビジョンに関わる内容にとどまらず、日常の校友会活動の課題や、取り組んでみたい活動など、多岐にわたって展開された。グループワークでの意見交換を通じて、校友会活動ビジョンがより身近なものになっただけでなく、幹事同士のコミュニケーションの促進や幹事自身の参画意欲の向上など、今後の校友会活動につながる取り組みとなった。