5月20日(日)16時より、ホテル日航奈良4階「飛天の間」において、奈良県北部校友会(立命若草会)が総会を開催した(出席者100名)。 第1部の総会では、猪奥美里氏(2006年院国際)が司会進行。西田晴彦副会長(1963年経済)の開会宣言の後、岩井將会長(1962年法)が挨拶を行った。挨拶で岩井会長はグローバル教養学部設置の取り組みについて触れ、日本の大学では例のない取り組みであり、卒業した仲間としては考えられないほどの大学になっている。本日の金山勉教授の講演を聴いて母校のこれからの発展をますます誇りに思っていただきたいと述べた。
続いて、グローバル教養学部設置委員会事務局長を務める、金山勉教授(立命館大学産業社会学部)が登壇し、「立命館のグローバル教育が日本・アジア・世界を変える:グローバル教養学部設立に向けた挑戦」をテーマに、次の立命館のステージに向けた、2019年大阪いばらきキャンパスに開設予定の新学部設置の挑戦について語った。開設準備に至るエピソードの中では、オーストラリア国立大学との新学部設置の取り組みが日豪間の教育・文化交流に資するものであると評価され、日豪首脳の共同声明文書にも立命館大学の名が記載され、世界に発信されていることなどが紹介された。講演会終了後は総会議事に入り、会務報告、各会活動報告、会計監査報告、新役員の紹介等が報告され、承認された。
第2部の懇親会は、高田能人氏(1972年法)が指揮を務める、奈良YMCAタリス室内オーケストラによる演奏披露で幕を開けた。はじめは参加者で校歌を斉唱し、その後は、生オケカラオケ、六甲おろし、大河ドラマ「西郷どん」のテーマ曲、オリンピックマーチ、五輪音頭など多彩な曲が披露され、会場が盛り上がった。演奏の後、冒頭に仲川げん奈良市長(1998年経済)の挨拶があり、奈良市がオーストラリアのキャンベラと姉妹都市25周年を迎え、そのキャンベラにあるオーストラリア国立大学と立命館大学が協同学部をつくることになった。このようなご縁をいただいたことを卒業生として大変有難く思っていると語った。続いて、西本安博安堵町町長(1970法)から硬式野球部の春季リーグ優勝の速報とともに乾杯のご発声があり、開宴となった。
会場内には写真同好会による写真が展示され、懇親会場に彩りを添えた。 懇親会のフィナーレは、応援団の兼子天祐仁さん(経営4回生)、三刀谷大樹氏(産社2回生)、同チアリーダー部の松本彩音さん(経営4回生)、小段穂紀さん(産社3回生)、同マネージャーの谷本礼央さん(文4回生)による演舞に合わせて、応援歌を参加者全員で斉唱。向井政彦奈良市副市長(1975年経済)の挨拶で中締めとなった。 校友会事務局からは安福裕一郎事務局長(1993年文)が出席した。