2018年2月24日(土)、衣笠キャンパス諒友館にて「全国都道府県校友会代表者会議」が開催され、全国の校友会から約220名が参加した。開会に先立ち校歌斉唱が行われた後、村上健治校友会長(’70産社)より、更なる校友ネットワークの発展、母校後輩支援の活性化を期する開会の挨拶が述べられた。続いて来賓挨拶として、吉田美喜夫総長より未来人財育成基金協力をはじめとした学園への支援に対する感謝と共に、食マネジメント学部、グローバル教養学部(仮称)の開設をはじめとする母校の近況報告が行われた。その後、事務局から資料に基づき、①都道府県校友会総会開催にあたっての事務連絡、②会報「りつめい」同封に関する運用、③校友情報抽出依頼、④校友情報提供のお願い、⑤校友会ホームページテンプレートおよびイベント申込管理フォーム、⑥校友会ホームページからの資料ダウンロード、⑦若手・女性校友参加促進のための補助制度、⑧校友会行事への参加に関わる都道府県校友会団体補助金、⑨校友会設立100周年事業、⑩「父母教育懇談会」の会場を活用した新卒校友ウェルカムパーティー実施、について事務連絡および説明があった。
前半最後のプログラムとして、2017年度+R校友会未来人財育成奨学金を受給した学生2名「成長支援:齋藤光さん(法3回生)」、「海外留学支援:吉本尚悟さん(国関1回生)」により活動成果が述べられた。それぞれ堂々と自身の活動内容、今後のビジョンについて講演を行いつつ、校友の支援により学びのフィールドを広げられたことについて感謝の気持ちが述べられ、会場からは大きな拍手が送られた。
その後、会場を上階に移して、「会長」、「事務局」、「女性・若手」の班ごとにグループワークが行われた。まず、「各校友会の更なる活性化へ向けた情報交換」と題して、2020年以降に各都道府県校友会がどのような団体を目指し、どのような活動を行っていくか、現在の各校友会における活動事例や昨年のグループワークで認識された主な課題を参考に、意見交換が行われた。続いて休憩を挟んだ後、より多くの校友と交流することを目的として、班のなかでグループワークメンバーを一部交代し、「母校・立命館との繋がりづくりについて」と題して、未来人財育成基金の募集推進や就職・課外活動支援、その他立命館や学生との繋がりづくりについて活発な議論が展開された。
休憩を挟んだ後、福元寅典副会長(’72経済)と木村愛子常任幹事('79文)による、明るく切れの良い司会のもと情報交換会(懇親会)が開催され、森島朋三理事長による校友への謝辞、乾杯の発声と共にスタートした。参加者は料理やドリンクを片手に会話を楽しみ、世代、職種を超えて交流が深められた。先の成果発表時に登壇した学生2名も情報交換会へ参加し、多くの校友から質問攻めにあう場面も見られた。会の途中には、日本に一時帰国された立命館大学バンクーバー校友会の向井彰会長('70産社)の挨拶や100周年委員を務める若手校友より、全国の若手校友を対象にした「2018立命館若手校友合宿」の告知が行われるなど、年に一度の代表者会議に相応しい賑やかな展開となった。
終盤には、校友大会2018実行委員である北海道・東北ブロック各会長から一言ずつ校友大会への抱負が語られ、福元副会長の「仙台行くぞ!」の掛け声と共に会場が一体となり、大いに盛り上がった。宴もたけなわの頃合いに、茨城県校友会の木山秀一氏('81法)の力強いリードによる応援歌の合唱が行われた後、小野守通副会長('69経営)による中締めの挨拶のもと、盛況の内に閉会となった。