11月11日(土)18時から越谷コミュニティセンターにおいて「埼玉県校友大会」が開催され、来賓を含めて約46名の参加があった。
まず、加藤慎一氏(平成22年産社)の司会で幕を開け、はじめに小玉秀生会長(昭和43年文)が挨拶に立ち来賓・参加者への謝辞とともに、「校友会が100周年を迎える2019年に埼玉県校友会は30周年を迎える。母校立命館と共にさらなる会の発展を目指したい」と述べられた。
第一部は、立命館大学文学部日本史学専攻の桂島宜弘教授による「幕末維新期の志士と民衆から学ぶもの」をテーマに講演会が開催。現在、大きな変動期を迎えている日本において、明治維新期に対立した者同士がネットワークを作り問題解決に立ち向かった事例や、勝海舟が儒教精神をベースに、信義を重んじ、国際社会とも誠意を持って付き合っていくことが重要と考えていたこと等が紹介された。
その後、第二部総会は上條比呂志氏(昭和58年文)による開会の挨拶が行われた後、物故者への黙祷が捧げられた。来賓紹介に続き、大学代表の建山和由学校法人立命館常務理事、校友会代表の伊藤博行校友会本部副会長による来賓挨拶が行われた。建山常務からは、R2020計画に基づくキャンパス創造、2018年度食マネジメント学部の開設、2019年度グローバル教養学部の開設等、学園の近況報告とともに、「学生一人ひとりの個性や力を伸ばすための仕組みとして、校友会未来人財育成基金を原資とした成長支援型奨学金制度を整備している。ご協力に感謝申し上げるとともに、今後も皆さまからのご支援を賜りたい」と未来人財育成基金への協力に対する謝辞が述べられた。伊藤副会長からは、リコネクト事業、未来人財育成基金特別募集の成果をはじめとした校友会の近況報告が語られ、「校友会設立100周年に向けて、若手・女性校友をはじめ、より多くの校友の会活動への積極的参加を祈念したい」と締めくくられた。
続いて議事に移り、緒方仁氏(昭和44年経営)による活動報告、伊佐由美子氏(昭和62年文)による会計報告、川添修司氏(昭和38年法)による監査報告の説明が行われた。また、RFSリーダーの加藤慎一氏(平成22年産社)による「未来人財育成基金のご協力のお願い」の説明が行われた。続いて集合写真撮影の後、場所を変えて、第三部の懇親会へ移った。
懇親会では、内野生朗副会長(昭和56年経営)が司会進行。冒頭、群馬県校友会の石橋博会長(昭和49年産社)より、総会開催のお祝いの挨拶があった。続いて中尾明久氏(昭和34年法)の乾杯発声で懇親会が開宴となった。懇談が始まったタイミングで混声合唱団メディックスOB・OGによる合唱を披露、続いて、初参加校友による自己紹介、そして、クイズゲームが行われ、大いに盛り上がった。
あっという間に懇親会は終盤を迎え、応援歌の斉唱を行った。最後に、鈴木昌治副会長(昭和52年経営)の中締めの挨拶・一本締めで懇親会はお開きとなった。
校友会事務局からは総合企画部長の木田成也が出席した。