9月2日(土)14時より、島根県松江市にある「サンラポーむらくも」において、「平成29年度 立命館大学島根県校友会総会」が開催され、校友・来賓43名が出席した。
第Ⅰ部「総会」は、和田裕之事務局長(’93 経営)の司会により開会され、校歌斉唱の後、安達且会長(’69・法)より、「立命館はR2020の実現を通して、大きく発展している。校友会も海外も含め、多くの校友が社会で活躍している。島根県校友会も若手、女性校友の参加を増やす取組みを進めていきたいので、協力をお願いしたい。10月9日には、2年ぶりに出雲駅伝に立命館大学が出場するので、熱い応援をお願いしたい。また、後輩・母校支援として、校友会未来人財育成基金についても協力をお願いしたい。」との挨拶があった。
続いて、来賓紹介の後、安達会長が議長となり、平成28年度事業・決算報告、駅伝特別会計報告、監査報告、平成29年度事業・予算計画(案)等の提案があり、拍手で承認された。
第Ⅱ部では、大学を代表して、川口清史立命館顧問(前総長)が「大学スポーツでの活躍への期待」、「新たな教学システムとしての『食マネジメント学部』などの開設」、「発展する各キャンパスの状況」について校友会活動への感謝と期待を込めて挨拶された。
第Ⅲ部では、校友会を代表して、伊藤博行立命館大学校友会副会長('74 理工)が「多くの世代が集う校友会活動」、「校友会未来人財育成基金」、「2019年の校友会百周年事業」などの取組状況の報告を交え、校友会が更に発展するようご協力をお願いしたい、と挨拶された。
第Ⅳ部「講演会」では、2001年9月11日に発生した、米国同時多発テロ時に山陰合同銀行ニューヨーク支店長であった石橋尚昌氏(一橋大学卒、石橋信幸副会長の弟様)より「9.11の深層:米国同時多発テロ/ニューヨーク」と題し、とっさの危機対応で奇跡的に全行員が難を逃れた状況など、その当時の衝撃的な内容を生々しく語られた。また、石橋氏の講演第2部では、京都出身の画家である上村松篁(画家)が50代での体験を「日経・私の履歴書」に連載した内容を基にしたお話しがあった。衝撃的な内容と心和む話を同時にお聞きする貴重な講演会となった。
第Ⅴ部「懇親会」は、岡本隆志副会長(’81 産社)の司会により進行。はじめに石倉徳文顧問(’66 経済)の乾杯により開会され、宴中盤では、校友による近況報告や出雲駅伝に関する協力等のお知らせもあり、島根県校友の駅伝への思いがひしひしと伝わってきた。宴もたけなわとなったところで、全員で円陣を組み応援歌を斉唱し、石橋副会長の一本締めでお開きとなった。校友会事務局からは、研究部担当部長の田中康雄が出席した。