2017年8月26日(土)17:30より、カーネーションサロンにて第58回オール立命館熊本県校友会総会・懇親会が開催され、来賓、九州・沖縄ブロックの全校友会、そして福島県校友会からの参加者を含む約85名が出席した。
総会は前園絵吏氏(’03産社)の司会により開幕した。物故者への黙祷、校歌斉唱の後、熊本県校友会の隈部幸一会長は、「地震により大きな被害を受けたが、ようやく復旧の道筋が見えてきた熊本を楽しんでほしい」と挨拶した。来賓挨拶では学校法人立命館の森島朋三理事長は、「グローバルとダイバーシティの分野で抜きん出る学園を目指したい」とビジョンを語り、「欧米のそうした大学はみなアルムナイ組織がしっかりしている」と、校友会への期待を表した。立命館大学校友会の村上健治会長は、「絆を大切にする九州の風土は校友会活動に必要不可欠なものだ」とし、「学生支援に一層力を」と訴えた。
総会議事は一致で承認された。特筆すべきは、昨年度は女子会やBBQなどの例年行事が地震の影響により開催できなかったことと、今年度の役員改選において、APU出身の井野太智氏が幹事に新任されたことなどである。
議事に続き、未来人財育成基金募集推進特別委員会の林幸雄委員長は、「本基金は学生の成長支援に役立てられるのみならず、校友の母校に対する熱い想いを満たしてくれる運動でもある」とその重要性を力説し、校友会未来人財育成基金活用奨学金採用学生活動報告へと移った。報告は熊本県出身の戸上雄揮さん(法2)が担当し、熊本地震に関わるボランティア活動や、+R校友会未来人財育成基金を使っての開催を予定しているくまもと若者会議についてのプレゼンテーションを行なった。
立命館大学校友会の福元寅典副会長による乾杯の発声で懇親会はスタートした。APU、東明館学園関係者、各県校友会からの出席者などが自己紹介を行なった後、鹿児島県校友会の木下まどか氏がベリーダンスを披露し、会場は多いに盛り上がった。また参加者全員に、熊本県校友会の名誉会長である吉良禎人氏(’57経済)より阿蘇マルキチ醤油のジャンジャンかけてうまいっ酢がプレゼントされた。最後は応援歌を熱唱し、熊本県校友会の前園潮副会長(’73経済)の「未来人財育成基金の成功なくして立命館の未来はない」をもってお開きとなった。