7月29日(土)14時から崎陽軒本店において神奈川県校友会「オール立命館神奈川県校友大会」(総会・校友の集い)が来賓・校友合わせて75名の参加のもと開催された。
第一部は、山田和久幹事長(’77産社)が司会進行し、「混ぜる教育~80カ国の学生が学ぶAPUの秘密」というテーマで、立命館アジア太平洋大学副学長の今村正治氏(’81文)と株式会社コンシリウム代表取締役の勝尾岳彦氏による対談が行われた。2000年の開学以降その目覚しい国際展開を進めているAPUの魅力を大学の視点とそこに学ぶ学生の親であり編集者でもある勝尾氏の視点からの対談に、一同改めてグローバル化を進めるAPUの姿を理解することができた。
第二部の総会は、木内友一幹事(’77経済)が司会進行。はじめにメディックスOB・OGのリードで校歌を斉唱し、来賓紹介後、野口邦夫会長(’74法)は「校友会は自分のためになる場である。無形の財産であり、それを育てる場である。これからも多くの方に参加していただき、その財産を広げていただきたい。今後ともご協力をお願いしたい。」と挨拶された。総会議事は宮本晃三副会長(’69理工)を議長に、2016年度活動・会計報告、2017年度活動計画・予算案、役員人事(報告)が審議され、全て拍手で承認された。続いて野口会長より、未来人財育成基金について「神奈川県は、その支援額が全国で10位にある。後輩を育てるという意義に是非賛同いただき、ご協力をお願いしたい」と報告。 続いて、大学を代表して森島朋三理事長(’86産社)が挨拶に立ち、日頃の学園・学生への支援に感謝が述べられた後、学園の現況について話をされた。特に来春開設予定の食マネジメント学部、それに続くグローバル化に向けた取り組み等の立命館が目指す方向性について紹介があり、「今後一層、研究水準の高度化や学生の多様性・全国性を進めていきたい」と述べ、未来人財育成基金への更なる支援を呼びかけられた。また、福元寅典校友会副会長(’72経済)は、「18歳人口は確実に減少しつつある。母校立命館もこれから厳しい局面を迎える時が来る。それを支えるのがわれ等校友である。校友が立命館の未来を創るという気持ちで、ひと月千円の未来人財育成基金にご支援をお願いしたい。全国大会も今年は京都、18年は仙台、そして2019年の校友会100周年は京都で実施される。これに向けても多くの校友のご支援をお願いしたい」と熱く訴えられた。
第三部の懇親会は麻野昌弘幹事(’88産社)と中木和彦幹事(’91法)が司会を務め、小畠照夫氏('58経済)による乾杯、近隣校友会からの参加者を代表して、小林常男千葉県校友会会長(’71理工)が祝辞を述べた後、開宴となった。会場では、久々に会う校友や初めて参加の校友との交流がテーブルをこえて楽しく進んでいった。
その後、メディックスOB・OGの演奏、初参加者によるスピーチやクラブ等の活躍紹介があり、ビンゴゲームで宴もたけなわとなり、最後は恒例の木山秀一茨城県校友会幹事長(’81法)のリードで参加者全員が応援歌を斉唱し、お開きとなった。
なお、本部事務局からは研究部担当部長の田中康雄が参加した。