6月24日(土)15時からびわ湖大津プリンスホテルにおいて、立命館大学滋賀県校友会が総会を開催した。
第一部の総会は、嶋﨑良伸事務局長(90年経)が司会進行した。冒頭に辻淳夫会長(66年経)より挨拶があり、先般、立命館大学校友会の副会長に就任した、滋賀県校友会副会長で滋賀銀行頭取の高橋祥二郎氏(79年経)を紹介し、今年4年ぶりに京都で開催される校友大会への参加をはじめとして、校友会未来人財育成基金への協力の呼びかけがあった。続いて来賓紹介が行われ、市川正人・立命館副総長が学園を代表して挨拶を行った。市川副総長は、滋賀県校友会の方々に対し、校友会未来人財育成基金の取り組み、学生の成長のための支援について謝辞を述べられた。そして母校の近況として、学生の課外活動における活躍、「学びの立命館モデル」の確立をめざす教育の取り組みとともに、「THE世界大学ランキング日本版2017」で教育力が評価されたこと、グローバル教育の取り組み状況について紹介された。
次に校友会本部を代表して、絈井憲副会長(69年経)が挨拶を行った。校友会設立100周年を契機に次の100年につなげていく校友会活動について特別委員会で論議していることを紹介。校友会未来人財育成基金の趣旨についての説明とともに、同基金募集へのさらなる理解と協力を求めた。続いて、岩手県校友会の大橋謙一副会長(71産社)が登壇し、復興支援ツアーに全国から参加いただいたこと、母校からの復興支援が地元メディアで他大学よりも一番多く取り上げられていることを紹介し、震災復興支援への感謝とともに、2018年に仙台で開催される全国校友大会のよびかけを行った。その後、総会議事に入る前に、議長に選出された井上利夫氏(55年法)からも校友会未来人財基金について、目標達成にむけた協力のよびかけがあり、全ての議事について拍手で承認された。
第二部の講演会では、総合心理学部の東山篤規教授が講師を務め、「いろいろな逆さまな世界」というテーマで、クイズを交えながら会場との対話の中で講演が行われた。第三部の懇親パーティーは、冒頭にスポーツ健康科学部の海老久美子教授と会場である、びわ湖大津プリンスホテル「Lake View Dining Biona(レイクビューダイニングビオナ)」シェフの岡本賢治氏が、健康栄養学の知見を取り入れて協働で企画開発したメニューを紹介した。続いて、海老教授と2名の卒業生が製作に関わる、びわ湖放送の番組「未来レシピ」の紹介があった。その後、吉田郁雄副会長(77年経)の乾杯発声で開宴。終始和やかな交流が展開された。最後は立命館大学応援団によるリードで校歌、応援歌を斉唱。副会長の高橋氏の挨拶で中締めとなった。