2016年2月25日(土)、衣笠キャンパスにて「全国都道府県校友会代表者会議」が開催され、全国の校友会から集まった約230人が1.平井嘉一郎記念図書館見学、2.全体会、3.グループワーク、4.情報交歓会の4つのプログラムに出席した。
平井嘉一郎記念図書館は、ニチコン株式会社の創業者である故・平井嘉一郎氏('40法)の意志を継いだご令室・平井信子氏の寄付によって2016年4月に建てられた。学生ナビゲーターの説明を聞きながら、参加者たちは最先端の設備をそなえた母校の新たなアカデミックシンボルに驚きの声をあげていた。
全体会は諒友館の地下食堂に会場を移し、校歌斉唱で開始した。村上健治校友会長(’70産社)は冒頭で、「学生のがんばりに勇気付けられた一年であった。今後も改革の精神で母校とともに進む校友会でありたい」と挨拶した。続いて吉田美喜夫総長からは未来人財育成基金協力への感謝の言葉と共に「少子化という大学にとっては厳しい時代ですが、社会のニーズを先取りすることで胸を張って推薦してもらえるような大学として発展していくので、ご家族やご友人に母校の良さをアピールし、志願者拡大につなげてほしい」と校友に向けた呼びかけがあった。その後、本部事務局から各都道府県校友会に向けた事務連絡と校友会設立100周年に関する協力依頼があった。
「多様なニーズにこたえる未来志向の校友会活動」をテーマにしたグループワークは、会長、事務局、女性・若手の3つのクラスタに分かれて行なった。SNSの活用で総会への参加者が増えた事例や、ハイキング・ボーリングなど家族も参加できるイベントの開催など、各県での具体的な取り組み例が紹介された。また、参加者をさらに増やすためのアイデアをどのように実現していくか、旗振り役をどうつないでいくか、といった議論が活発になされた。
再び諒友館地下食堂に集合し、情報交歓会が行なわれた。タイ王国校友会の加賀美長稔会長(’70産社)の挨拶の後、「オール立命館校友大会2017 in 京都」実行委員の房野麻紀子女性部会長(’03院政策)と五嶋翔一若手部会長('10情理)が乾杯の音頭をとり、会がスタート。立命館大学交響楽団による演奏が披露される中、各県の参加者が世代や職種を超えて交流を深めた。中締めは「オール立命館校友大会2018 in 仙台」の実行委員である北海道・東北ブロックの会長の方々が登壇し、代表して宮城県校友会の大沼久明会長が行い、盛況のうちに幕を閉じた。