9月2日(土)久留米ホテルエスプリにて、オール立命館筑後会総会が開催され、福岡県内各地、さらには近隣の佐賀県、熊本県からの参加もあり、過去最多の52名の参加者が集まった。
昨年に続き、司会進行役は御手洗恵子さん(92’法)。はじめに筑後会校友を代表して若手女性校友の金子佳央里さん(07’経営)より、「初めて参加した時は、参加者が20数名だったが、現在50名以上の参加者が集まっている。世代や地域を超えて、たくさんの交流が生まれていることを大変嬉しく思う。今日の総会を期に、ますます盛り上がっていきたい」と筑後会の発展を印象づける開会の挨拶が行われた。続いて、校歌斉唱が行われた後、筑後会の発展に長年ご尽力され、昨年お亡くなりになった渡辺名誉会長のご冥福を祈り、黙祷が捧げられた。黙祷後、渡辺名誉会長への感謝の気持ちとして、オール立命館筑後会を代表して、今村由子さん(77‘文)より渡辺夫人へ花束が贈呈された。
小野賢太郎会長(84'文)から「年々参加者が増え、今年は50名を超えた。昨年より名称をオール立命館筑後会としているが、APU校友も一緒になって会を発展させていきたい。校友会の100周年と同じく、筑後会も、つながる校友会 広がる立命館というスローガンを掲げて、これからも発展を続けていきたい」と挨拶が述べられた。続いて来賓紹介の後、来賓を代表して福岡県校友会の森下良吉会長(71‘経営)、学校法人東明館の前田事務局長による挨拶がおこなわれた。福岡県校友会森下会長からは「例年参加校友が増えており、とても心強く思う。オール立命館筑後会、糸島会、嘉飯わだつみの会のそれぞれの会で親交を深めつつ、福岡県校友会全体で盛り上がっていきたい」と福岡県校友会の発展を期する挨拶が述べられるとともに、11/18(土)オール立命館福岡県校友の集いへの参加が呼び掛けられた。
その後、最年長となる稲岡暁さん(58’理工)より乾杯の挨拶が行われ、懇親会がスタート。開始早々に、それぞれのテーブルで活発な交流、談笑が行われ、会場内は楽しく賑やかな雰囲気に包まれた。
懇親会途中、福岡県校友会事務局次長の荒木俊宏さん(08‘APU)による祝電紹介がおこなわれた後、校友会事務局の古澤から大学の近況報告、未来人財育成基金、今年の10/21(土)「オール立命館校友大会2017 in 京都」への参加の呼びかけが行われた。続いて、RFSリーダーで佐賀県校友会の尾石清孝副会長(74’経営)より「校友の皆さんで力を合わせて、後輩たちを応援していきましょう」と未来人財育成基金への協力が力強く呼び掛けられた。また、来賓出席となる同志社久留米クラブ顧問の秋島晃一さんからも「同志社クラブと立命館筑後会は共に発展してきた。今後も母校の発展とともに、お互いの校友会を活性化させていきましょう」と挨拶が述べられた。
各テーブルの枠をこえて、校友同士の交流が盛り上がる中、恒例の新人(初参加校友)紹介となり、今年3月に文学部を卒業された山浦慶太さん(日本拳法部OB)をはじめユーモア溢れる自己紹介が行われ、会場からは温かい拍手が送られた。APU卒の校友や、転勤がきっかけではじめて筑後会に参加する校友、小野会長からの呼び掛けがきっかけで初参加する校友等、参加人数が増え続けている筑後会の発展を象徴する内容となった。
懇親会の終盤では、渡辺夫人より、久留米ユニセフ協会50周年記念事業である池上彰氏の記念講演会において、APUの卒業生が2名シンポジウムのパネリストになる旨の紹介が行われ、会場からは大きな拍手が巻き起こった。当初の予定を超える参加者の集まりに、会場は最初から最後まで熱気に包まれ、それぞれの近況報告や有為な情報交換を行いつつ、懇親会は大いに盛り上がった。
楽しい時間はあっという間に過ぎ、最後は九州最古の茶商「矢部屋許斐本家」の許斐園児さん(70'法)の中締めの挨拶により一次会は一旦終了した(許斐園児さんからは会場の各テーブルに八女茶がお土産として配られ、参加者は喜びの声を上げていた。)。中締め後も会場は熱気に溢れた状態となっており、世代を超えた参加者の交流、談笑が遅くまで続いていた。予定時間を大幅に過ぎる中、事務局の誘導のもと、興奮冷めやらぬ状態で、多くの参加者が二次会へ移り、二次会では、毎年恒例のスペシャルパフォーマンスが披露される等、会場内は大変な盛り上がりを見せた。福岡行き最終電車の時間となり、今後の更なる筑後会の発展、再会を期して会はお開きとなった。