9月10日(土)、立命館大学大阪校友会「校友の集い2016」が大阪いばらきキャンパスにて開催された。総会・懇親会に加えて、オンキャンパスでの開催を活かした学生交流イベントや、若手・女性校友対象企画、総合心理学部齋藤清二教授の講演会等が行われ、幅広い世代の約250名の校友が参加した。
まず、12時より「リツ女のパワーランチ」と題して女性企画がスタートし、軽食を楽しみながら温かい雰囲気のもと、グループごとに「今の私が一歩一歩前進していること」を語り合った。続いて、13時より若手校友企画と学生交流企画がスタートし、若手校友企画では学生時代の思い出を振返りつつ、参加者の未来・キャリア像についてカジュアルな雰囲気のもと発表し合い、交流を深めると共にそれぞれ新しい気付きが生まれていた。学生交流企画では、囲碁学生チャンピオンとの対戦、マジック&ジャグリング&バルーンショー、ホッケー体験教室が開かれ、各企画において校友と学生の交流が進み、校友・学生共に笑顔の輪が広がっていた。14時からはB棟1階カンファレンスホールにて、総合心理学部の齋藤清二教授により、「健康と病いはどのように創られているのか」のテーマのもと講演が行われた。
各企画が修了した後、15時半よりC棟1階OICカフェテリアにて、大阪校友会植田洋子副会長(S40文)との司会のもと総会・懇親会が行われ、立命館学園からも長田豊臣理事長、森島朋三専務をはじめ、副総長ら5名が出席した。
開会にあたり、立命館大学応援団のリードのもと、校歌斉唱が行われ、最初に佐藤友美子大阪校友会会長より、「新しい校舎で昨年に引き続き2回目の開催となるが、学生との交流企画や生協食堂での食事等、ホテル開催では出来なかったことができるようになっていることを嬉しく思う。より活発に大阪校友会として活動していけるよう、今後もチャレンジしていくのでご支援頂きたい」との挨拶があった。
続いて来賓招待者の紹介が行われ、来賓代表者として学校法人立命館長田豊臣理事長、立命館大学校友会村上健治会長より祝辞が述べられた。長田理事長は「大学は歴史を越えた存在であるとともに、その時々の時代の要請に応えていく必要がある」と述べられ、OICでの総合心理学部開設、2018年度に予定しているBKCでの食科学部開設等、立命館の最近の取組み紹介と合わせて、「改革の立命館からさらにクオリティを上げようともがいている」との話があった。また、今年度の司法試験合格者数の向上や、リオ五輪で活躍した校友の活躍に触れられた後、「今日は楽しんでいってほしい」と祝辞を締めくくられた。村上会長からは校友会が力を入れている事業として、①校友大会事業、②未来人財育成基金、③校友会100周年事業の各取組みの進捗が紹介されるとともに、今年度の「オール立命館校友大会2016 in 金沢」への参加、未来人財育成基金への協力のお願いが呼びかけられ、「大学と校友会は車の両輪である。校友が頑張ることが大学の励みになる」と述べられた。来賓代表挨拶の後、大阪校友会の森健一副会長・幹事長代行により、大阪校友会の活動について報告が行われた。総会の最後に、校友会未来人材育成基金募集推進特別委員会の村上高久副委員長(大阪校友会副会長)より、未来人材育成基金の成果発表および募集の呼びかけと共に、+R個人奨励奨学金の採用学生である、広岡香月さん(経済3回生)による成果発表が行われた。広岡さんの発表では、活動の紹介や今後のビジョンとともに未来人材育成基金へのお礼が述べられ、会場からは温かい拍手が送られた。
引き続き、中山寛子幹事('96法)の司会のもと、冒頭の立命館大学市川正人副総長による挨拶・乾杯発声の後、懇親が始まった。懇親会の始まりとともに、舞台上で立命館大学JAZZ CLUBによる優雅な演奏が披露され、心地よい音楽に合わせて、近隣府県からの参加も含めた幅広い年齢層、かつ多岐にわたる業界・業種で働く校友が、それぞれの世代や職業といった枠をこえて懇親を深めた。会の終盤では、立命館大学応援団の熱いリードにより全員で応援歌グレーター立命を斉唱、フレフレ立命のエールを響かせ、大変な盛り上がりを見せた。
会場に熱気が満ち溢れる中、最後は大阪校友会柴田晃副会長により中締めの挨拶が行われ、全員による万歳三唱でお開きとなった。
校友会事務局からは校友・父母課曽谷課長補佐、工藤課員、張課員、古澤課員が参加した。