10月16日(日)13時30分より、長野県松本市にある「ホテルモンターニュ松本」において、「2016年度 立命館大学長野県校友会総会・懇親会」が開催され、県内各地からの校友、関東甲信越の校友会からの来賓など64名の出席のもと開催された。
総会に先立って企画された校友でもある劇団民藝の佐々木梅治氏(’68 経営)による「芝居・読み語り 父と暮せば」は、終戦から3年後の広島を舞台にした内容で、佐々木さんの熱演に終演後の会場は大きな拍手に包まれた。今回は185回目の講演ということで、今後もできる限り続けていきたいとのお話があった。
第一部「総会」は、降幡信秀幹事長('77営)の開会のことばで開式となった。校歌斉唱の後、大槻四郎長野県校友会長('71法)より「本県校友会は、地区ごとに分かれて、活動を進めている。今後総会にもより多くの校友の方々に参加していただけるよう様々な活動を進めていきたい」との挨拶があった。続いて、森島朋三立命館専務理事よりOICの開設、学園のグローバル化に向けた取組みなど立命館の現況を含めた挨拶と小野守通校友会副会長より校友会100周年の取り組み状況、未来人財育成基金への協力依頼を含めた挨拶があった。 次に、議事に入り、大槻会長が議長に選出され、「平成27年度活動報告、会計・監査報告」、「平成28年度活動計画、予算案」の報告・提案があり、それぞれ了承・承認された。続いて、役員改選について、今次総会をもって、大槻会長が顧問に就任し、新たに高木春光氏(’75 経済)が会長に就任することになったとの報告があった。ここで、大槻会長と高木新会長からそれぞれ退任・就任のご挨拶があった。その後、小野副会長より大槻会長に感謝状と記念品の贈呈が行われた。続いて、高田彰氏('79文)より未来人財育成基金の取組みへの協力要請が熱く訴えられた。当日は、参加者へ配布された資料の中に、基金への支援のための特別な封筒も用意されており、懇親会中に支援を募ってテーブルを回っていただき、多くの校友がこれに応えられた。この後、全員で記念撮影をおこない、懇親会へと進んだ。
第二部「懇親会」は、窪田和隆氏('77 経営)の司会で開会された。はじめに田中康雄研究部担当部長の乾杯の発声で開会となった。しばらくして、「長野県校友会のあゆみ」が上映され、県内各地区校友会でさまざま取り組まれている活動内容を見ながらの懇談が続いた。その後、「大くじ引き大会」が実施され、信州の秋の味覚を引き当てた校友それぞれが一言スピーチをして、旧交を深めていった。
最後は、信州人なら誰もが知っているという長野県歌「信濃の国」を大合唱し、次の総会での再開を誓いつつ、お開きとなった。
事務局からは、東京オフィス課長の佐藤智之と研究部の田中が参加した。