8月30日(日)の9時から石川県金沢市の中村記念美術会館にて茶道研究部による夏季茶会が開催された。当日は朝からあいにくの雨模様であったにも関わらず、石川県校友会、地元の市民・学生、茶道や部のOB・OG等の関係者含めて約200名の参加があり、会場は大変な賑わいをみせた。
なお、今回の開催にあたっては茶道研究部OBであり、学生時代に金沢での夏季茶会経験者でもある石川県校友会の木場密雄幹事長(‘65経営)をはじめ、多数の石川県校友会の関係者の全面的な協力により実施され、パンフレットには多数の役員の協賛広告も掲載された。
当日は趣のある会場の中、現役の学生が1階と2階でそれぞれお点前を披露した。お茶菓子には地元の金沢のものが取り入れられ、茶碗には立命館の文字やマーク、名称の由来である盡心章句の一節が書かれるなど趣向がこらされた内容に参加者は「立命館」ならではのお茶会を堪能していた。初めてのお茶会参加者も少なくない中、茶道やお茶会に関する説明も行われるなど終始温かい雰囲気に会場は包まれ、お茶会に使用した茶碗を最後に全て並べて展示する手法などそのホスピタリティの高さに参加者は笑顔と共に会場を後にしていた。
なお、校友会事務局からは舩尾優一校友・父母課課員が参加した。