10月26日(土)15時より、ホテルグランヴィア京都5F 古今の間にて、「2013年度立命館大学京都校友会年次総会」が開催され、京都府在住・在勤の校友および来賓、総勢196名が出席した。
【第1部 講演会】
国際金融コンサルタントの菅下清廣氏(スガシタパートナーズ株式会社 代表取締役社長、'69経済)による講演会が、約1時間にわたり行われた。演題は、「人生をアップトレンドに乗せる方法」。国内外の大手証券会社にてトップセールスとなり、次々とステップアップを果たしていった菅下氏が、人生を上昇気運に乗せるために必要な心構えについて、豊富な経験をもとに語った。
時間・健康の管理や、周囲の優れた人々から学び取ることの重要性、そして商品を売るのではなく"自分という人間"を高めて評価を得るという姿勢などに、会場を埋めた現役ビジネスマン校友らは共感を示しつつ傾聴していた。最後に、悲観の時代から抜け出して好転傾向の日本の経済情勢や為替相場と絡めて、今後の株価の見通しと注意点が述べられ、講演は締めくくられた。
【第2部 総会】
学園歌斉唱の後、挨拶に立った布垣豊会長('61法)は、「立命館が日本各地で教育活動を展開する昨今、本拠地京都の校友には、自らが活躍し、立命館が京都の大学であるという事実が薄らぐことのないように支える責任がある。京都校友会はその自負をもって活動を進めていきたい」と述べ、会員に協力を呼びかけた。
続いて、来賓の川口清史立命館総長が、「未来人財育成基金の取組みをいただいているように、校友と大学・学生とのつながりをいっそう強めていきたい。立命館大学は皆さんの生涯を通じた学びを支えられる存在になりたいと願っている。立命館の京都でのプレゼンスが更に高まるよう、ご活躍をお祈りします」と祝辞を述べた。西村隆立命館大学校友会副会長(兼 滋賀県校友会副会長、'63法)も、「京都・滋賀はともに立命館のキャンパスを擁する地という間柄であり、これからも協力して母校の発展を支えよう」と力強く語った。
議事は、布垣会長を議長として進められた。田中康雄事務局長('76法)と伊藤則男監事('73法)により、「2013~2015年度役員体制」「2012年度活動報告、決算報告および監査報告」「2013年度事業計画および予算」について報告および説明がなされ、拍手にてすべて承認された。
なお、司会は大場茂生幹事('89法)が務めた。