6月22日(土)13時から、「平成25年度奈良県校友会総会~大きくひろげよう校友の輪~」が奈良ロイヤルホテルにて、来賓含めて220名参加のもとで盛大に開催された。
尾上雅規幹事('78理工)、河嶋千都幹事('03政策)の2人の総合司会により総会が開始された。
最初に、立命館物故校友への黙祷が行われた後、齋藤剛常任幹事('57法)のリードにより参加校友全員で校歌斉唱を行い、会場に歌声が響いた。続いて、渡邉申孝奈良県校友会長('58法)より挨拶があり、「全国6位の規模を誇る校友会として、学園の発展に感謝し、学園と車の両輪となって充実した校友会をつくっていきたい」と述べた。来賓挨拶では、長田豊臣立命館理事長より「大阪茨木新キャンパスはアジアに目を向けた展開を考えている。社会に支えられるキャンパス創造をしたい。今後とも校友の皆様のご支援をお願いしたい」との挨拶があった。続く小野守通副会長('69経営)の挨拶では、新潟県中越地震時の奈良県校友会の迅速な支援への感謝と「東日本大震災復興および未来人財育成基金」への支援のお願いがあった。その後、来賓紹介、祝電披露へと続いた。
次に議事に入り、酒谷庄兵衛副会長('57経済)が議長に選出され、事業報告、会計及び会計監査報告、事業計画及び予算案、会則の変更について承認、了承された。続いて、渡邉会長より新役員の紹介があり、新会長に絈井憲氏('69経済)が就任され、渡邉会長は名誉会長に、杉本昭司副会長('57文)は顧問にそれぞれ就任された。絈井新会長は、「渡邉会長の14年におよぶリーダーシップにより奈良県校友会も発展してきた。これからも校友の結束を更に深めて行きたい。先輩方が築きあげてきた奈良県校友会を更に発展させるため、今後ともご支援を賜りたい」と抱負を述べた。
この後、小野副会長から渡邉名誉会長に感謝状が贈呈された。また、絈井会長から渡邉名誉会長と杉本顧問に感謝状が、更に漆正良南和会会長('69文)から杉本顧問に感謝状が贈呈された。続いて、女子校友から花束贈呈あり、会場からは、渡邉名誉会長、杉本顧問のこれまでのご尽力に対する感謝の掛け声が響いた。
記念講演では、モンテ・カセム立命館大学名誉教授、立命館アジア太平洋大学名誉教授が「真の国際共栄圏形成にむけて~APUの取り組みの意義」というタイトルで講演が行われた。講演の中で、国際大学であるAPUは立命館の宝であり、研究のグローバル化を進めるとともに学生に面白い課題を与えること、世界の中で評価される研究推進方策などにも言及された。また、大学の研究力を若手校友の力量向上へ繋げることの重要性にも触れ、講演後には若手校友からの質問も続いた。
続いての懇親会は、中尾浩治事務局広報('84経済)、田口育宏会計('91産社)、増田みゆき氏('10経済)の司会で開会した。冒頭、多忙な公務の中を駆けつけていただいた仲川元奈良市長('98経済)の挨拶の後、辻寛兵庫県校友会長('62法)による祝辞と乾杯のご発声により歓談がスタートした。当日は、新社会人を含む若い世代や女性校友も多数参加しており、先輩・後輩が世代や職業を越えて、会場の至るところで交流を深めた。最後に、平野哲夫副会長('64法)のリードにより、応援歌斉唱をおこない、会は盛況のうちにお開きとなった。
なお、校友会事務局から田中康雄事務局長が出席した。