2013年10月6日(日)11:00から神戸市内の「生田神社会館」において、平成25年度 立命館大学兵庫県校友会「兵庫県校友のつどい」が開催され、東北三県会長、復興支援特別委員を含む来賓・招待者、校友の総勢106名が参加した。
第1部の総会は太田垣亘世幹事('05・国際)の司会のもと、田中實副会長('62・法)の開会宣言で始まり、最初に参加者全員で校歌を斉唱した。
続いて、辻寛会長('62・法)より挨拶があり、多数の校友の参加に感謝を表し、県域が広大である兵庫県の校友の交流の場作りに取り組んでいきたいと今後の校友会活動について語った。また、挨拶の中で自身が立命館大学校友会復興支援特別委員会の委員長を兼任していることに触れ「被災された校友、被災地校友会による復興活動の支援を続けていきたい。阪神・淡路大震災を経験した兵庫県校友だからこそできる理解と協力をお願いしたい」と述べた。また未来人財育成基金について話し、母校で学ぶ学生を支援することを目的に設立されたことを説明し、同基金への協力を呼びかけた。
次に大学代表の服部健二立命館副理事長、校友会本部代表の福元寅典副会長より、これまでの辻会長の校友会活動への尽力に対する感謝の意を含む挨拶があり、大学の近況の報告や、未来人財育成基金や校友大会などの校友会の取り組みについて報告があった。
続いて、岸本事務局長より事業報告・決算報告、辻会長から役員改選案の説明が行われ、全て拍手で承認された。総会は松本憲三副会長('63・法)の閉会のことばで終了した。
第2部の「被災地からのメッセージとピアノライブ」は尾上誠一副会長('58・経済)の挨拶で開会した。岩手県校友会菊池宏会長('65・文)、宮城県校友会 下村泰雄会長('61・法)、福島県校友会桑原勇健会長('69・理工)が各県の被災状況を含むスピーチを行い、各県の会長は、それぞれのスピーチの中で現地の被災状況や現状について説明した。また、立命館大学の復興支援事業に感謝を表し、引き続き息の長い支援を続けてほしいと訴えた。
続いての金谷こうすけ氏によるピアノライブが行われ、阪神・淡路大震災の鎮魂のために作曲された「震災組曲~フェニックス~」などが演奏され、聴衆は深く聴き入っていた。
第3部懇親パーティでは、石田恭一副会長('71・経済)による乾杯の発声で開宴となった。
会の中盤には山住大幹事('98・産社)によって、「東北」をテーマにした「クイズ大会」が行われ、趣向を凝らした内容と山住幹事の絶妙な話術で会場は大いに盛り上がった。
総会において退任を承認された辻会長へ感謝状と記念品の贈呈が福元副会長から行われ、続いて新たに兵庫県校友会の会長に就任した水田宗人会長('71・産社)からサプライズの花束が贈られた。
最後は、元寮生有志のリードで寮歌、伊藤四朗副会長('69・産社)のリードで応援歌を全員で斉唱し、山本和美副会長('74・理工)による閉会のことばでお開きとなった。
なお、校友会本部事務局からは、田中康雄事務局長、古石章子校友・父母課員が出席した。