2013年2月23日(土)13時から、立命館大学衣笠キャンパスの存心館を会場に「2012年度 全国都道府県校友会代表者会議」が開催された。当日は、全国52の都道府県校友会の代表者、校友会三役、常任幹事、総勢約200名が出席した。
第一部全体会では、冒頭、山中諄校友会長('65経済)から開会の挨拶がおこなわれた。続いて田中事務局長より立命館大学校友会未来人財育成基金の募金推進に関して、これまでの意見を踏まえて整理・確認されてきた、①募金を推進するに当たっての留意事項、②各都道府県校友会が行う募金活動に対する支援、などが説明され、各都道府県校友会での募金の推進・呼びかけを要請した。その後は校友会事務局からの事務連絡として①都道府県校友会総会開催にあたっての事務連絡のお願い、②「会報『りつめい』の同封に関する運用方法の説明、③校友情報の抽出依頼についての取り扱いについて、④都道府県父母教育懇談会への各校友会代表参加について、⑤立命館大学校友会開催予定行事一覧、の5項目について、説明を行った。続いて、辻寛校友会東日本大震災復興支援特別委員会委員長('62法)より、震災復興事業活動に関る説明と支援に対する御礼があり、さらに今後の支援事業についての説明があった。
川口清史立命館総長が挨拶にたたれ、日ごろの支援に対する御礼、学園の現状と「R2020計画」に基づく今後の学園像を説明された。
第二部では、「次世代へ校友会を『繋ぐ』ために」と題して活動事例クロストークが展開され、小野守通新潟県校友会長('69経営)が『オール立命館校友大会2012in新潟』の開催に向けた取り組み(参加者の掘り起こしの戦略、役員の担うべき役割、青年部、婦人部の存在など)について、また馬場依奈美広島県東部校友会幹事('01法)が、自身が立ち上げた東日本大震災の復興を支援する『てごうし隊』の活動が、地元校友会で受け入れてもらった状況を通して、広島県東部校友会の活動状況や雰囲気について語られた。コーディネーターの前迫栄二郎鹿児島県校友会副会長('77経営)は、九州ブロックの取り組みを紹介しつつ、クロストークをユーモアあふれる司会進行で導かれ、和やかな雰囲気の中、示唆に富んだ活動事例クロストークは終了した。第三部では、活動事例クロストークで取り上げられたことをヒントに5つのテーマ(①若手校友の参加促進、②女性校友の参加促進、③総会以外の活動・企画について、④役員体制とその役割、⑤校友ネットワークの作り方)を、10のグループに分かれて意見交換会が行なわれ、各校友会の特徴的な活動紹介や、抱えている課題の相談、それに対するアドバイスなど、活発に意見が飛び交った。意見交換会終了後は以学館の地下食堂に会場を移し、懇親会が開催された。
長田豊臣理事長の乾杯のご発声を機に、全国から参加した校友が再会を喜んだり、校友会の現状などの情報交換があったりと、大いに懇親会を楽しんでいる様子があちこちで見受けられた。話題は尽きなかったが、森島朋三常務理事の中締めの挨拶で、お開きとなった。