2011年11月19日(土)17時から、名鉄グランドホテル(愛知・名古屋市)において、390名の参加者を集めて、「立命館大学愛知県校友会総会・懇親会~イヤーズミーティング~」が開催された。
総会は、木村愛子愛知県校友会事務局長(1979文)の司会で、黙祷を捧げたあと、来賓・役員が紹介され、林幸雄愛知県校友会会長(1973年産社)が「今年は、20代の校友が120名も参加している。これほどたくさんの20代校友が集ったのは初めてで、是非若手が中心となって盛り上げていって欲しい。」と挨拶した。
その後、来賓を代表して服部健二立命館副理事長、校友会を代表して飛鳥井雅和校友会副会長(1964年法)がそれぞれ挨拶し、新澤隆愛知県校友会副会長(1972年法)の事業報告、小林昌人副会長(1979年経済)の会計報告と続いた。
続いての講演会は、陰山英男立命館小学校副校長(立命館大学教育開発推進機構教授)を講師に迎え、教育における睡眠や食事を中心とした話を展開され、睡眠をよく取る子どもや食事品目数が多い子どもの成績が良いという傾向があることなどデータを交えて話をされ、場内ではメモを取る参加者が多く見られた。陰山氏は、最後に「『しあわせ』ということを教えていくことが極めて重要。言い換えれば、『ここちよい』と感じられる場があるかどうかだ。」と話して締めくくった。
いよいよ迎えた懇親会では、来賓を代表して中山一幸三重県校友会会長(1957年法)が「これだけたくさんの若い校友が集まればおおいに盛り上がる。三重も倣っていきたい。」と述べ、大石育三静岡県校友会会長(1967年経済)の乾杯発声へと繋いだ。しばらくして、壇上にぞろぞろと人が上がりはじめ、総勢39名(参加者の10%)の新卒校友がズラリと並び、数人の自己紹介があったあと、集合写真を撮影した。その後、「リコネクト東海」の活動紹介と「クリスマスパーティー(12月10日(土)開催予定)」の案内を内藤ひとみさん(2009年経営)が、大人女子部の活動紹介を大倉昌子さん(2001年法)が行った。
しばらく歓談が続き、アトラクションタイムに突入。1つ目は、名古屋を中心に活動するシンガーソングライター春ななみさん(2004年文)の弾き語りで、当日販売していたCDに収録の自身の曲を披露した後は、「演歌」という新境地にチャレンジし、「天城越え」を披露。会場のあちこちで合唱する様子も伺えた。2つめは、豪華景品が当たるトレージャーハンティングゲーム。会場内の机の下などあちこちに隠された封筒を探し出せば景品がもらえる新たなアトラクションで、「あった!」や「どこ?」という声が飛び交っていたが、景品受渡しの舞台に上がっている姿を見ると若手校友が多く占めていた。これを見て、「若いというのはいいもんや!」と歓心する先輩校友もいて、勢いある若手が多く参加したことで、世代を越えた交流が進むきっかけとなったと感じた瞬間であった。
最後に、校歌・応援歌を大合唱し、安井静夫愛知県校友会副会長(1970年理工)が「ここに集まった一人ひとりの絆を繋ごう」と声をかけ一本締めで締めくくり、大盛況のうちに終了した。
なお、校友会からは、宮下明大社会連携部次長、仲西正社会連携課員、大西克樹校友・父母課員が出席した。