2010年10月17日(日)午後2時より、宇都宮市の「宇都宮東武ホテル・グランデ」において、平成22年度栃木県校友会総会・懇親会が開催された。同県校友に加え、在学生父母、関東地区の近隣校友会からの来賓など、約40名が参加した。
第一部は出井寿典幹事(S58文)の司会進行のもと、笠原朋雄幹事長(S44産)のリードにより全員で校歌を斉唱しスタート。高野雅文会長(S34文)が開会挨拶、校友会本部事務局より参加した縄本敏事務局長が、大学・校友会の近況報告を兼ねた来賓祝辞を行った。
第二部は特別講演。講師を務めたのは栃木県知事の福田富一さん。福田知事は、自らの子育ての経験と学んだ教訓、親の役割と責任など示唆に富む話題に触れつつ、栃木県政の現状と今後の課題について講演を展開。参加者が今回初めて耳にする内容も多く、非常に好評であった。
第三部は議事。滝沢等副会長(S50理)を議長として、会計・監査報告、新年度活動・予算計画などが審議され、全ての議案が承認された。また、新潟県校友会の小野守通会長より、2012年度の校友大会が新潟で開催されることが経過を含めて報告され、関東甲信越の各校友会の協力と校友の多数の参加について依頼が行われた。
第四部は懇親会。笠原幹事長の司会進行のもと、立命館東京キャンパス北本暢所長、神奈川県校友会野口邦夫会長、立命館大学父母教育後援会中里光江栃木県委員の祝辞、茨城県校友会今井史郎幹事長の乾杯発声により宴をスタートした。
宴の中途では特設コーナーが設けられ、『朗読会「二十歳の原点」高野悦子※を読む-の反響』について川元由美子さん(校友ご家族)より、また、『とちぎ「里・山」歩き』の著者増田俊雄さん(S49法)より、それぞれスピーチが行われたほか、参加校友の近況報告、東京校友会稲本蕗子副会長、埼玉県校友会榎本哲郎副幹事長、千葉県校友会野崎敏夫幹事による祝辞などを含めて終始和やかに懇談が行われ、江田聡幹事(H4法)によるエール、高野会長による中締めにより、お開きとなった。
※ 「二十歳の原点」の著者 故・高野悦子さんは、宇都宮女子高校の出身。同校には立命館出身の教員も在籍し、毎年複数名の生徒が立命館に進学している。