11月14日(土)、雨後の秋冷な風が豊後水道を渡ってくる「豊の国」、大分において、立命館大学大分県校友会が2009年度総会並びに懇親会を開催した。会場となったトキハ会館「ローズの間」に約85名が参集、平成以降の卒業生が28名、女性校友が12名と華やかな総会となった。先ず、羽田野忠彦顧問(S32法)が開会の辞を述べ、校歌を斉唱、物故者への黙祷を行った。
その後、議長の藤田良光顧問(S32理工)により議事が進行。岩本澄樹会計幹事(S51産社)が2008年度の会計報告、深田宏会計監査(S52法)が監査結果を報告し、拍手で了承。また2009年度事業計画並びに予算を岩本幹事が説明し、満場一致で承認された。続いて、事務局の佐藤昌彦幹事長(S52経済)から来年2010年度校友大会の進捗状況の説明があり、九州ブロック主催で福岡のキャナルシティでの開催が決定し、楽しい企画を考案中であること、大分県校友会として100人以上の参加を目標としており、来年の総会は校友大会への移動バスの中で行うことの報告があった。来賓のあいさつでは、見上崇洋立命館副理事長が「現在の学園の発展は、これまでの卒業生の皆さんが築き上げた礎を土台としており、これからも校友の皆様とともに力を合わせて学園創造を進めたい」と述べれば、林幸雄校友会副会長(S48産社)が「立命館大学とアジア太平洋大学をともに応援している大分県校友会」に謝辞を表した。
続いて、前アメリカンフットボール部監督の古橋由一郎氏(平1文)が「究極のチーム作り~成功への情熱」と題して講演会を行い、精神的に脆弱なチームが様々な手段によって常勝チームになるまでの過程が紹介された。日頃報じられない現場の努力と工夫に、会場からは数々の感嘆の声が聞こえた。中野秀勝顧問(S33法)による乾杯のご発声で懇親会が開催されると和やかな雰囲気に一変。年配も若手も入り混じり、あちらこちらで交流の輪ができた。しばらくの歓談後、是永修治宇佐市長(S54法)、直野清光大分県庁校友会長(S51営)をはじめとする来賓が登壇、祝辞を述べた。アトラクションは立命館アジア太平洋大学の留学生によるベトナム民族舞踊、バルティ・アフジャー氏によるインド舞踊と続き、福引抽選会まで多様で楽しい企画が催された。最後は、学生時代に応援団で活躍した石川征仁副会長(S42法)がリードをとり、応援歌を熱唱。会場の熱気は最高潮に達した。
なお、立命館大学校友会本部から林幸雄副会長、立命館大学からは見上崇洋副理事長、古橋由一郎社会連携課課長補佐、立命館アジア太平洋大学から若林洋夫副学長、塩田邦成学長室長、名主川久仁学長室課長が出席した。