秋も深まり、宍道湖の水面に冬鳥の姿が目立ち始めた11月7日(土)、島根県校友会が2009年度の総会・懇親会を開催した。会場のサンラポーむらくもに37名の校友が参集した。
第1部の総会では、永窪秀臣事務局長(S41法)が進行を務め、校歌斉唱の後、坂根勝会長(S37理工)が登壇し、「先月10月12日に行われた出雲駅伝では、男子駅伝チームが最高位の6位に入賞することができ、現役の選手や応援団と校友がともに感動を分かち合うことができた」とあいさつした。議事に移っての事業報告においても、出雲支部長である石橋正吉副会長(S33経)を中心として「出雲駅伝激励委員会」を立ち上げ、より強い応援体制を確立したことの報告があった。また、女子陸上部の選手が参加した3月に行われた「松江レディースマラソン」への取り組みの報告もあり、年間の事業に学生を応援する活動が盛んに取り入れられている。2008年度収支報告、2009年度事業並びに予算計画案は全会一致で承認、2009年度役員体制も拍手で了承され、田中安信理事(S53営)が新しく事務局長に就任した。
第2部で仲上健一立命館常務理事が大学の近況を、浅賀博校友会副会長(S33理工)が校友会の状況をそれぞれ述べた。続く第3部では、川本八郎立命館顧問(S33法)が「改革とは~その実践について」と題して講演を行い、「改革を実践する原動力は情熱」であることを力説し、また現在の学園に触れ、「高い到達点に立った時こそ謙虚な姿勢で取り組む必要があり、今の立命館には世の中の意見を取り入れる必要がある。社会で活躍している校友の皆さんがどんどん学園に意見してほしい」と熱く語った。
第4部の懇親会に入ると雰囲気が一転、日野雅之氏(S44文)の司会で和やかに進行し、各々のテーブルで懐かしい学生時代の話などで盛り上がった。最後は全員で肩を組み「グレーター立命」を熱唱、日野雅之氏のエールで中締めとなった。
なお、大学からはその他に、縄本敏社会連携部次長、古橋由一郎社会連携課課長補佐が出席した。