9月13日(土)正午より天理市の川原城会館において、来賓・校友33名の参加のもと天理わだつみ会第21回総会が開催された。
総会は、田岡誠悟副会長('60文)の進行に開会し、初めに物故者への黙祷、そして校歌斉唱が行われた。
続いて、酒谷庄兵衛会長('57経済)より、「天理わだつみ会が創設され20年が経過した。皆さんの努力でここまで発展した。来年にはOICが開設され、学生のフィールドが拡がる。立命館大学卒業生としての誇りを持って、これからもご協力をおねがいしたい」との挨拶があった。続いて、絈井憲奈良県校友会会長より「後輩支援・母校発展を願う未来人財育成基金へ更なるご協力をお願いしたい。また、『女性と若手』校友が多く参加できる取組みを通して、奈良県校友会が更に発展するようご尽力をお願いしたい」との挨拶があり、続いて、田中康雄立命館大学社会連携部担当部長よりOICの進捗状況および立命館大学の近況報告があった。
次に行われた議事では、①平成25年度事業報告、②平成25年度会計報告、③平成25年度会計監査報告、④平成26年度事業計画(案)、⑤平成26年度収支予算(案)、⑥役員改選の提案がなされ、それぞれが承認された。
休憩後、校友である高松塚壁画館 学芸員 泉武氏('75文)による「西殿塚・東殿塚古墳の一体性と船画埴輪」と題して講演が行われた。2つの古墳が一体的に構想されて築造されたことや船画埴輪にみられる意味合いについての詳細な解説があり、一同大変興味深く聴き入った。
続いての懇親会は、今村欣司幹事('96産社)の司会で進められ、はじめに奈良県校友会名誉会長の渡邉申考氏('58経営)よりご挨拶があり、その後安田逸郎幹事('58理)の乾杯のご発声により懇親会が開宴した。
テーブルを超えて和やかに、交流が行われていたが、途中から酒谷会長の進行で参加者全員の一言スピーチが行われ、過去・現在・未来に繫がる様々な思いが語られ、一層絆は深まった。
最後に応援歌の斉唱、万歳三唱で、お開きとなった。