11月5日(土)コープイン京都にて、産業社会学部1970年Gクラス入学者同窓会が開催されました。このたび幹事の末松裕さん、副幹事の祝迫一さんより同日の模様をご報告いただきましたので、下記にご案内させていただきます。
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37年ぶり!京都に集った還暦齢の若人達
"よーっ、久しぶり"
"え~~っと、誰だったかな"
"○○さんだよね?そうだべ!"
声・声・声・笑い・笑い・笑い
卒業して37年ぶりの再会に、出席確認をする前から彼方此方(あちこち)でそんな声が飛び交う秋冷の候、2011(平成23)年11月5日(土)柳馬場通蛸薬師のコープイン京都ホテルにおいて、立命館大学産業社会学部Gクラスに1970年に入学し、4年~6年後(?)に巣立った若者を集めて「還暦同窓会」と銘打ち、敢行いたしました。
入学時に54人ほどいた仲間のうち、17人が北は北海道から南は九州から参集しました。皆それぞれに、思い出の下宿先や、思い出の学び舎跡、想い出のそれぞれ場所に当日早くから京都に入って訪れたり、翌日ゆっくり散策した者もいた同窓会でした。
入学当時は学園紛争がまだ続く中、当初入学予定であった広小路の恒心館は紛争で破壊されたので、衣笠校舎の(当時は非常にモダンな建物)以学館や仮のプレハブ教室等でジプシー生活で、翌年の2回生からは新築の学而館で学びました。今思えば、昭和の良き時代に情熱に燃えて全国から集まった若者が、容姿を変えて再び京都の地に集まりました。
ゼミの同窓会はそれぞれで開催されているでしょうが、1,2回生の小集団基礎クラスにいた仲間の同窓会は、本当に純情な男女が親元離れ独立した学生生活を開始して、日本の各地から初めて文化の違う人に出会い、何らかのカルチャーショックも多感に感じた時の思い出をどこかに残したまま時空を過ぎて集まり、本当に楽しい会になりました。
当時クラスには4人の女性がいたが、現在クロアチアで生活している方を除き3人全員が参加し、やはり女性はいつの世も強いなと感じたり、また、物故者の奥様からもお手紙を貰って本人の話に触れたり、「子供も立命館に入れたよ」「貴様は、昔から老け顔で今でもすぐわかるよ」など会話が弾む中、最後は立命館大学グリークラブ(事務局注:メンネルコールではないか)で鍛えた美声の持ち主を指揮者に、校歌を斉唱して一次会は散会した。その後、四条京阪近くの鴨川が見下ろせる高級サロンで〈学生の時は行けなかった〉、思い出の歌を謳歌、また寄り添いながら語り合い、あっという間に、京都の夜は終わりを告げました。集まった仲間達、本当にありがとう!
そして、3年後にまた、再会しようと自然発生的に生まれた約束の声々を聞き、この会を開催して良かったなと思う還暦同窓会でした。今後の母校の益々の繁栄と、産業社会学部の時代に適応したグローバルな人材を世に送り出されんことを、還暦の先輩として自慢できるように祈念しております。