2019年11月30日に、奈良県大和高田市内のさざんかホールにおいて、奈良県校友会「西和立命会」設立総会が開催され、40名近い校友が参加しました。西和立命会は、奈良県校友会の5つ目の地域校友会組織であり、大和高田市、香芝市、葛城市、御所市、北葛城郡、生駒郡に居住する校友で構成されます。
設立総会は、井上理恵氏(昭和61・産社)の司会で、松尾悠氏(平成22・理工、元応援団長)の演舞にリードされた校歌斉唱により開会しました。引き続き、花野茂由西和立命会設立準備会会長(昭和63・経済)が挨拶に立たれ、母校への愛情、校友の親睦、地域貢献への思いを強く持ちつつ、2018年9月以降10回にわたる会合を重ね、設立に至った経過の報告がされました。
続いて、絈井憲奈良県校友会長(昭和44・経済)より、奈良県校友会の歩みを含む校友会の歴史の紹介、奈良県校友会の現状と課題などを踏まえた挨拶が述べられました。その後、石坂和幸学校法人立命館総合企画部長(平成4・経営)より、学園の近況と学生の活躍状況の報告、未来人財育成基金などをはじめとする校友の方々からのご支援、ご協力のお礼が述べられました。また、来賓の紹介と学校法人立命館森島朋三理事長、仲谷善雄総長および立命館大学校友会村上健治会長からの祝電が紹介されました。
総会議事では、花野設立準備会会長が議長となり、会則の制定と役員の選任が満場一致で承認されました。西和立命会の役員は、花野茂由会長、井上理恵副会長、吉田順計監事(昭和43・経営)、池木啓仁監事(昭和55・経営)、木谷慎一郎事務局長(平成11・政策)、高垣倫浩事務局次長(平成元・産社)、吉村始会計(平成2・文)の7名です。また、中尾浩治奈良県校友会事務局次長(昭和59・経済)が顧問に就任されました。
その後、石坂総合企画部長より、「立命館大学の将来像」と題して講演が行われ、立命館大学の現況、大学をめぐる社会的な動向、現在検討を進めているR2030チャレンジ・デザインの概要などが紹介されました。また、校友会の未来人財育成基金に基づく学生の活動の紹介とご協力へのお礼がありました。
引き続き、井上副会長の開会挨拶、花野会長による主催者挨拶、原正憲南和立命会会長(昭和45・法)による来賓祝辞と乾杯の音頭により、懇親会が開催されました。懇親会では、原正憲南和立命会会長による謡曲「葛城」、けはや相撲甚句会による相撲甚句の披露の後、百武裕見南和立命会事務局次長によるギター演奏とそれに合わせた合唱があり、会場は大いに盛り上がりました。
最後に、全員が輪になって、松尾元応援団長の演舞によるリードでグレーター立命を斉唱し、柴田順夫奈良県校友会副会長(昭和56・経営)の万歳三唱で締めくくりました。