前日までの予報を覆し日中快晴に恵まれた11月29日(日)、水戸駅前三の丸ホテルにおいて、13時より「茨城県校友会第18回年次総会」が開催され、関東近隣都県校友会からの来賓を含め、総勢35名が参加した。
■第一部 総会
第一部の総会は、川崎篤之幹事(H13法)の司会進行により開会。木村幸夫会長(S37理)による挨拶では、近年東京近郊であるつくば市周辺など、県南部に在住する若手の校友数が増えてきており、第20回の記念総会については、より多くの人が参加しやすいよう県南部での開催も検討されていることや、今次総会では新たな企画として第三部に講演会を設定したことなどが報告された。
続いて、今井史郎幹事長(S34理)による会務・会計報告、続いて河村照円監事(H13営)による監査報告が行われ、拍手をもって全ての議事が承認された後、再び今井幹事長より、今回の年次総会には残念ながら欠席となった校友からの短信紹介、同校友会の恒例行事となっている全日本大学女子選抜駅伝競走応援企画(12月23日(水)開催)の案内などが行われた。
■第二部 来賓挨拶
第二部来賓挨拶は、まず児島孝之立命館副総長・立命館大学副学長より学園の近況について、続いて登壇した林幸雄校友会本部副会長・愛知県校友会長からは全国各地区で活躍する校友の近況や活動事例が紹介され、武田敦校友会本部事務局長・社会連携部次長からは、来年6月6日(日)に開催されるホームカミングデーの企画概要等が報告された。
■第三部 講演会
第三部講演会は、河村監事が袈裟に着替えて登場。今夏に出版され大変な反響を呼んでいる著書に因み、「ぼうず丸もうけのからくりの著者が語るその裏話」として講演を行った。大学卒業後間もなく父上が急逝され、住職の引き継ぎや相続の手続きに翻弄された経験や、全国的にも大変珍しい住職兼税理士としての職責から見た仏事にまつわる経済リテラシーのあり方論など、今回の執筆を思い立つきっかけとなった興味深いエピソードが多数紹介され、時には笑いも沸き起こるなか参加者は真剣に耳を傾けていた。
■第四部 懇親会
第四部懇親会は、大菅重幸幹事(H14院・理)が司会進行を担当。常田幸正埼玉県校友会長、北本暢東京キャンパス所長の来賓祝辞を経て、辻清吉幹事(S30法)の乾杯発声により懇親がスタート。中盤では大菅幹事の紹介により、出席者全員が一人ずつ壇上に上がり自己紹介・近況報告を行った。
今回の参加者のうち約半数は平成卒業世代で、地元に研究・開発拠点を持つ企業グループへの勤務という縁で若手とベテラン世代が交流を深める光景も見受けられるなど、会は終始和やかに進行された。
懇親会の最後には、前日の東京校友大会において見事なリードを披露した木山秀一幹事(S56法)が寮歌および校歌の演舞を行い、今回は小学生のご令嬢と一緒に参加した寺田弘二幹事(H3経)が閉会挨拶を行い、温かな雰囲気に包まれたまま年次総会は散会となったが、水戸駅ビルにて開催された二次会にも、今回初参加の平成20年卒の校友2名が引き続き参加し、夜が更けるまで木村会長や今井幹事長、若手幹事との交流を深めた。
なお校友会本部からは武田事務局長に加え、野村慶人校友・父母課員が参加した。