ようやく紅葉が色づき始めた10月24日(土)、京都タワーホテルにおいて、建設会京都支部が第17回総会・懇親会を開催した。約85名が参集した。
内田威男事務局長(S44理工)が進行を務め、はじめに物故者への黙祷を行った後、開会が宣言された。
続いて進士暢夫支部長が壇上に立ち、「政権交代があったが建設業界にはまだまだ不透明感がある。こういう世の中だからこそ会員が支え合い、結束して困難を乗り越えていこう」と挨拶した。
山崎糸治氏(S50理工)が議長に選出され議事が進行。先ず、事業報告、決算報告が拍手で賛同された。役員改選では、岡野益巳氏(S47理工)を支部長とする新しい体制が満場一致で了承され、続いて、事業計画、予算案もスムーズに承認された。
休憩を挟み、理工学部都市システム工学科の大窪健之教授が「グローバルCOE『文化遺産防災学』とその実践的取り組み」と題して講演を行い、清水寺を中心とした防災システム構築への取り組みを、市民とのつながりなどを含め分かりやすく説明された。
石井章一氏(S48理工)の進行で懇親会が始まると和やかな雰囲気に一変。岡野新会長が拍手で迎えられ、「こうゆう時代だからこそ仲間同士で励ましあい、元気で過ごしていこう」と訴えた。次に、児島孝之副総長が大学の近況を報告し、理工学部教授でもある尼﨑省二建設会事務局長、愛知から駆けつけた可児幸彦建設会会長(S42理工)が祝辞を述べた。
松井實氏(S19専工)が乾杯の音頭をとった後は、テーブル毎に懐かしい学生時代や仕事の話で盛り上がり、最後は応援団出身の安福慶雅氏(S42法)のリードで校歌と応援歌を全員で高らかに歌い、中締めとなった。
大学からは児島孝之副総長、尼﨑省二理工学部教授の他、布施亮介社会連携課課長、古橋由一郎校友・父母課課長補佐が出席した。