2012年1月28日(土)12時より札幌市のホテルライフォート札幌にて第15回北朋会総会が開催され、来賓含めて約30名が参加した。同会は道内の教育関係者・立命館学園関係者により構成されるグループ校友会である。
第1部の総会では、菊正敏会長(1976/S51文)が挨拶に立ち、「1年ぶりの再会を楽しみ、立命館での青春を思い浮かべながら赤き血潮を胸に満たしてほしい。出会いに満ちていた自分の母校が好きであり、これからも立命人であることを誇りに思い、嬉しく思う」と述べた。
来賓挨拶では、まず、本郷真紹立命館副総長より大阪茨木新キャンパスや昨年比増となった志願者数など立命館学園の近況の紹介、続いて川崎昭治慶祥中学校・高等学校長よりロングタイムバリューを目指す取り組みについて説明があった。そして、飛鳥井雅和校友会本部副会長からは、校友会の近況とともに教育の現場でぜひ児童・生徒にとって立命館という希望・憧れの星になってほしいとのメッセージが述べられた。
続いて、議事に移り、会計報告、監査報告、役員改選が審議され、全て拍手をもって承認された。なお、今次の役員改選により菊会長が顧問に、会の立ち上げ期からのメンバーである山根治彦校長(1980/S55経営)が会長に新たに選任された。
第2部となった懇親会は、松井健一貫教育部長による乾杯のご発声で開宴となり、久野信之慶祥中学校・高等学校副校長から、3代の校長と共に歩んできた歴史を踏まえ、ユーモアを交えながら同校の近況が紹介された。
その後は歓談の時間となり、北海道全土、中には片道5時間かけて駆けつけた校友も参加する中で、世代を超えて交流は進んだ。懐かしい立命館での学生時代の思い出話や、教育に関する意見交換、情報収集など話題も尽きず、各テーブルを移動しながら多数の校友と懇親を深める姿が目立った。また、岡田則之事務局員(1986/S61産社)より弟子屈高等学校での最近の取り組み、前田勝利教諭(1989/H1年 理工)からは第30回北海道高等学校数学コンテスト中間報告についての発表が行われ、参加校友は熱心に耳を傾けていた。
最後は、参加校友全員が円陣を組んで応援歌を斉唱。盛り上がりが最高潮に達する中、山根新会長が恒例となっている締めの乾杯を行い、会は中締めとなった。
なお、校友会事務局からは村上吉胤校友・父母課長と舩尾優一校友・父母課員が出席した。