11月17日(土)18時より、「平成30年度宇部小野田校友会総会・懇親会」が山口県宇部市の宇部興産ビルおよびANAクラウンプラザホテル宇部において開催された。近隣の山口県校友会代表および周南地区校友会からは代表・事務局長が駆けつけ、合わせて 33名の校友および学園関係者が出席した。
総会は、森島正信事務局長('83文)の司会で幕を開け、はじめに物故者への黙祷を捧げた。続いて、江本郁夫会長('79理工)が「今年は、仙台でのオール立命館校友大会に10名の校友が参加し、宇部小野田校友会の結束力を示すことができた。現役学生・保護者向けの就職説明会も開催し、16名の方が参加された。これからも新たな参加者を募り、本会を発展させていきたい。今日は、未来人財育成奨学金奨学生である石橋晶詠さん(経済・4回生)にも報告をお願いしたので、総会・懇親会を有意義なものとし、楽しんでいただきたい」と挨拶した。
来賓紹介の後、田中康雄研究部担当部長より、仲谷新総長の選出、2019年に開設されるグローバル教養学部の特長など、学園の近況報告があった。
その後、江本会長を議長として、平成30年度の事業報告、会計報告および監査報告がそれぞれ報告され、平成31年度の事業案および予算案、役員の変更、未来人財育成基金では、これまでに113万円を超える基金への支援があったことなども報告され、満場一致の拍手で承認された。また、今年度新たに開始した「現役学生・保護者向け就職説明会」については、引き続き実施していくことの報告があった。
続いて、「+R未来人財育成奨学金」受給生である石橋さんから、ベトナムでの「観光」をテーマにした現地での調査活動が如何に自らを成長させたかという内容のプレゼンテーションが行われた。学生として初めて全てを自分たちで考え、実行していく過程が活き活きと語られるとともに、この奨学金があったことによりチャンスを与えられたことへの感謝が述べられ、一同大変感銘を受けた。
集合写真撮影の後、場所を変えて、第二部の懇親会へ移った。
懇親会も引き続き、森島事務局長が司会進行。冒頭、校友会を代表して佐野哲夫総務委員長(’82経済)より、「来年は、いよいよ校友会100周年の記念大会が京都で開催される。宇部小野田校友会が今年仙台で示された結束力は素晴らしいものがあった。是非来年も多くの校友に京都での100周年の大会に参加いただきたい。未来人財育成基金も約2億円に達し、これからも末永いご支援・ご協力をお願いしたい」との挨拶があった。
続いて小野英輔周南地区代表(‘66理工)の乾杯発声で懇親会が開宴となった。
宴もたけなわとなったところで、はじめに土肥和宏幹事(‘77経済)による素晴らしい歌声のカンツォーネが披露され一同うっとり。そして総会の日の慣例となったゴルフ大会表彰式、同会名物の「クイズ立命館」が行われ、時折だされる難問に会場は大いに盛り上がった。また、立命館グッズのオークションも行われ、あちらこちらから手が挙がった。このあと、今回初参加の2名の若手校友の自己紹介があり、今後の活動への期待感が高まった。
あっという間に懇親会は終盤を迎え、森島事務局長のリードで「立命健児の歌」に続き、校歌および応援歌の斉唱を行った。最後に、中村史朗山口県校友会事務局次長('96法)の中締めの挨拶・一本締めで懇親会はお開きとなった。