11月18日(土)17時30分から、ソラリア西鉄ホテル福岡において、福岡県校友会が「2023年オール立命館校友の集い」を開催しました(参加者150名)。
第一部の総会は、先ず、メンネルコールOBの緒方秀政氏('81年経済)の指揮と同じく同部OBの川上英俊氏('85年産社)のリードで校歌を斉唱。物故校友への黙祷に続き、森下良吉会長('73年経営)の挨拶がありました。その後、総会議事となり、全議題が満場一致で承認されました。議事終了後、来賓の方々にご臨席いただき、来賓を代表して3名の方からご祝辞をいただきました。1人目は学校法人立命館の森島朋三理事長。国家公務員総合職試験において78名が合格したことや薬剤師試験で現役合格率全国1位になったことなど、コロナ禍における学生たちの頑張りを紹介されるとともに、2025年に立命館創始155年・学園創立125周年を迎えることやその前後の年に、APU第二の開学(2023年)、OIC新展開(2024年、含む情報理工学部・研究科と映像学部・研究科の移転)、BKC開設30周年(2024年)、衣笠キャンパスとBKCにおける新学部展開(衣笠キャンパス2026年、BKC2027年)等、母校の改革の実情について紹介された。そして「1918年に当時の文部省が発令した大学令に対し、校友の諸先輩方が全国校友会を組織され、大学昇格に向けて後押しをしてくださった。以来、改革発展には常に校友会の存在がある。現在福岡県は受験者数では全国7位、入学者数では全国6位であり、大学運営上大変重要な県となっている。引き続きご支援をお願いしたい」と括られた。2人目は飯田俊之校友会本部副会長。挨拶の中で飯田副会長は「社会のあらゆる局面で22歳前後の若者がイニシアティヴする時代となっている。この世代の若者を支援することの意義は大きい。校友会未来人財育成基金を通じて我々が後輩学生のSDGsをはじめとする諸活動を支援していることの重要性を認識して欲しいと思うし、さらなる協力を要請したい」と述べられました。3人目は立命館アジア太平洋大学の淺野昭人副学長。2023年にAPUが新たにサステイナビリティ観光学部を開設し、「第二の開学」と位置付けて改革を推進していることを紹介するとともに、「2023年にAPUは107ヵ国・地域から留学生を迎え入れるに至った。開学時と比較しても約2倍となった。ダイバーシティ&インクルージョンを推進し、多様な知が混じり合うキャンパスにしていきたい。そして、地域に、九州全体に貢献できる大学にしていきたいと考えている」と抱負を述べられました。そして祝電披露が行われ、第二部の懇親会へと移行しました。
懇親会の冒頭、あらためて森下会長が挨拶に立ち、来賓および今次総会の準備にあたられた校友の方々への謝辞を述べるとともに、今次総会において7年間務められた会長職を勇退され、後任を現副会長である小野賢太郎氏('84年文)に託される旨報告がありました。次に乾杯となり、立命館アジア太平洋大学の校友で福岡県議会最年少議員である中村香月氏が声高らかに乾杯を発声し、開宴となりました。和やかな交流が進む中、新卒校友による自己紹介やお楽しみの大抽選会が行われました。
宴もたけなわとなったころ、参加者全員が輪になり、応援団OBの松宮央氏('14年文)のリードで応援歌グレーター立命を斉唱し、続いて来賓で盟友の関西大学、関西学院大学、同志社大学各同窓会に対し、エールを贈りました。最後に、森下会長の音頭による博多手一本で中締めとなりました。