法学部行政学ゼミ同窓会「第10回村上弘教授を囲む会」が開かれ、卒業生、現役生そして村上先生を加えた28名が参加した。第1部は衣笠キャンパスで開かれ、冒頭、荒木浩剛同窓会会長(H9法)による開会の挨拶の後、参加者1人ずつの自己紹介が行われた。名前や所属に加え、事前に提示された「楽しいトピックス」の話題では、参加者各人の個性溢れるトークが笑いを誘い、場の雰囲気が和んでいた。 続いて、田中剛氏(H16法)がコーディネーター役を務める「モチベーションアップで充実した仕事をしよう!」と題してワークショップが始まった。最近の若者の働く意欲が低下傾向にあるとの認識の下、4つの班に分かれて議論し、班対抗でアイデアを競い合った。卒業生と現役生が交じった班内では世代や立場を超えて活発な議論が展開された。また、アイデアの発表時においては、すべての班で現役生が発表役を務め、発表後の質疑にも上手く対応するなど現役生の活躍が目立ち、卒業生一同は感心のまなざしで眺めていた。各班の発表後には荒木同窓会会長による講評が行われ、その結果見事1位に選ばれた班には立命館生協オリジナル「立命館瓦せんべい」が賞品として授与された。 第1部の締め括りは、恒例の村上先生による行政学ミニ講座で、今年は、先生が執筆中の行政学テキストを題材に約1時間の講義が行われた。政府と企業の活動の比較や日本の行政の規模についての国際比較、また近年話題となっている道州制についての持論などが紹介され、参加者は熱心に聞き入っていた。 午後6時からの第2部は、場所を大学近くのレストラン「HOUSEYORK(ハウスヨーク)」に移し、懇親会が開かれた。名屋信宏副会長(H8法)の開会宣言、村上先生の開会挨拶、そして山地謙一郎さん(H4法)の乾杯発声によりスタートし、美味しいお酒や料理を味わいながら村上先生と卒業生、現役生が和やかに談笑し、楽しい時間が流れていた。現役生から卒業生への質問コーナーも設けられ、「どうしたら人前で上手に話すことができますか?」「今のお仕事に充実感、やりがいを感じていますか?」などといった質問に対し、社会経験豊富な卒業生が分かりやすく回答し、現役生のみならず卒業生も参考になる話題が展開された。大いに盛り上がりを見せる中、予定終了時間を大幅に過ぎた午後9時半頃、武内真一郎同窓会副会長(H9法)の締めの挨拶によりに閉会となった。 <以上、安江健太郎氏(H13法)のご報告に基づく記事> | |
|