2019年2月23日(土)の16時30分より、帯広市のふく井ホテルにおいて「第22回北朋会総会・懇親会」が開催された。これまでは、札幌市での開催が通例であったが、東・北海道地区にも多くの教育関係者がいるため、初めて帯広での開催となった。当日は、立命館慶祥中・高の行事とも重なったため、遠方から参加の方を含めて、校友・立命館学園関係者合わせて10名が集った。
第1部の総会は、岡田則之氏(‘86産)の進行で開会された。はじめに皆添英二会長(’86 文)より「学生時代は、RBCに所属していたが、今でも定期的にメンバーとの交流を深めていて、愛知に帰省した際には、新年会もやっている。このような校友会を通して、いつまでも交流していきたい。本日は、最後まで楽しんでいただきたい」との挨拶があった。
その後、議事に移り、会計報告が岡田氏より行なわれ、拍手をもって承認された。
第2部懇親会は、皆添会長の乾杯の発声で幕が開いた。しばらく歓談の後、ミニ講演会が開催された。講師は、星槎国際高等学校 帯広学習センター長の森実さとみ先生。「私立の通信制高校の現状」というテーマで講演された。通信制高校では、色々な個性をもった生徒たちが、それぞれの学習スタイルで学んでおり、それに合せた教育活動を進めている。「人を認める」「人を排除しない」「仲間をつくる」を星槎の教育テーマとしており、今、個性の輝く生徒がたくさん出てきている、とのお話があり、新たな知見を得ることができた。
続いて、立命館大学研究部担当部長の田中康雄より、学園の教学展開の状況、校友会の未来人財育成基金、今秋の設立100周年に向けての取り組み状況について報告があった。
その後、岡田氏より「定時制・通信制高校の現状」と題して、報告された。
ミニ講演会の内容で会話も盛り上がりを見せる中、参加者一人ひとりからメッセージをいただいた。こうして、宴もたけなわとなったところで、校歌・応援歌の斉唱が行なわれた後、青木弘行氏(’83 文)の乾杯をもってお開きとなった。