2015年2月22日(日)、朱雀キャンパスにてRFS・RFSリーダーズ会議が開催され、全国からメンバーが集まった。
会議の冒頭で、福元寅典担当副会長が挨拶に立ち、「2020年の達成目標に向け、具体案を出し合うのが今日の課題です。全国の都道府県にどう広めればよいか、参加者全員で考えてほしい」と述べた。
また新たに就任した林幸雄委員長が紹介され、「基金に協力してもらうためには、共感が必要です。そのアプローチと方向性を定め、具体的な活動につなげていきたい」との挨拶があった。さらに初村雅敬副委員長は「具体的な計画目標の数字をきょう見える形で示し、みなさんと案を練っていきたい。立命館は今まで寄付という習慣がなかったが、10、15年間のスパンで取り組み、みなさんで達成感を味わっていきたい」と今後の抱負を述べた。
この後、新しく委員に加わったメンバー、北九州校友会の中西あき委員の紹介と挨拶があった。
会議ではまず事業の進捗状況として基金の受け入れ状況や継続者拡大の取り組み、現時点での問題点が報告された。また今後の進め方について、新たな立命館グッズとなる「立命館ゴーフル」の販売が紹介され、今後他企業との連携を検討することが説明された。
また、基金の目的の一つとして「未来を切り拓いていく人財の育成のため、世の中の問題に取り組む学生を支援する奨学金事業」が提案され、具体的な事業内容について説明があった。これに伴い、事業目的への理解を求める広報方法の一つとして、支援対象となる学生の活動を紹介する動画の制作が提案され、試作動画を視聴した。
これに対し、参加者から「素直に共感できた。もっといくらの寄付が何の支援となるのか、貢献度がリアルな数字でわかるといい」「学生と繫がれることが嬉しい」「支援のためのロジックがしっかりしていたら校友会で説明しやすいし、普段の活動ももっと積極的にできる」といった意見が寄せられた。
昼食をはさんだ後、先進辞令の紹介として熊本県校友会の取り組み事例が紹介された。また熊本県、石川県、新潟県など各県からも取り組み事例と方向性が報告された。
また、初村雅敬副委員長から、当面の目標設定と戦略について方針が示され、委員からは理解の共有や、継続支援の協力の輪を広げるきっかけ作りについて様々な提案がなされた。
各都道府県の取り組み事例の報告と、活発な意見交換を経て、委員らは今後も継続して積極的な活動を誓い合い、会は締めくくられた。