10月17日(月)17:30からOICにて、+R個人奨励奨学金・学びのコミュニティ集団形成助成金 2015年度採用団体 成果報告会が開催された。+R個人奨励奨学金の一部は校友会未来人財育成基金から拠出されていることから、平日の開催であるにもかかわわらず佐藤友美子副会長をはじめ、多くの校友が学生の成長を見るべく訪れた。
第一部では採用者を代表して、+R個人奨励奨学金からは情報理工学部4回生の鶴田拓也さんが、学びのコミュニティ集団形成助成金からは茨木ご当地ソフトクリームプロジェクトのメンバーがプレゼンテーションを行った。鶴田さんはさまざまなハッカソンに参加しながらapple watch用のアプリを開発していった経験を、茨木ソフトクリームプロジェクトは、産学連携で取り組んだソフトクリームの開発やキャンパス、地域での販売の経験、今後の活動予定について述べたが、両者とも学外での学びの大切さを訴え発表を締めくくった。
第二部では48組の個人・団体が全後半に分かれポスターセッションを行った。平和・地域・国際関係・ものづくりなど多岐にわたるテーマの中で、参加者、聴衆はそれぞれの興味・関心に沿って学生の発表に耳を傾けた。また、「これぞ」と思う活動には「いいね」シールをつかって投票できる仕組みとなっており、「OIC版 立命の家」を実施した経営学部2回生の今井勇太さんと、地域におけるツリーハウスを創造した学生団体Clownが表彰された。
プレゼンテーション、ポスターセッションを終えたところで、佐藤副会長が登壇し「身近な感心からスタートしているプロジェクトでも、社会の役に立ちそうな芽がいくつも出ていた」と全体を通しての講評を述べ、「学生時代には失敗を恐れずどんどんチャレンジしてほしい」と学生たちを激励した。