11月7日(土)15時より城山観光ホテルにて鹿児島県校友会設立40周年を記念した総会・講演会・祝賀会が開催され、この記念すべき日を盛大に祝うべく、150名を超える来賓・校友・同伴者が駆けつけた。
記念大会は上村邦典実行委員長('76経営)の開会のことばを皮切りに、物故者への黙祷、校歌斉唱を経て、福元寅典鹿児島県校友会会長('72経済)が支部結成への道を切り開いた先達に感謝の気持ちを述べつつ挨拶を行った後に来賓の紹介があり、来賓を代表して村上健治立命館大学校友会会長('70産社)と平田純一立命館アジア太平洋大学副学長が挨拶を行った。
続く講演会では、生粋の"立命人"である吉田美喜夫学校法人立命館総長が祝辞とともに「母校立命館の今、そしてこれから」と題した講演を行い、母校の目覚しい発展ぶりに聴衆は驚きながらも誇らしげに聴き入る様子であった。
総会議事では一年間の活発な活動と、厳選たる会計、監査が報告された後、役員改選案が提出され、拍手でもって承認された。これを機に、福元寅典氏は10年間務めた会長を退任し、前迫栄二郎氏('77経営)が新会長に就任した。また新役員体制発足に伴い、事務局住所の変更など会則も10年ぶりに改訂された。新旧役員が登壇し挨拶を述べた後、前迫新会長から福元前会長、西元泰光前副会長('69産社)に、村上立命館大学校友会会長から福元前会長に感謝状が贈呈された。
お待ちかねの祝賀会はAPU出身の鈴木利枝校友による巧みな津軽三味線の演奏でスタート。九州各県校友会からの来賓、同志社・関西大学・関西学院大学の3大学関係者の来賓紹介があった後、小野守通立命館大学校友会副会長('69経営)、小畠敏夫東明館中学校・高等学校校長の来賓挨拶、桜井まみ校友('04文)の透明感ある歌声の披露へと続き、清家邦敏福岡県校友会会長('61経済)の音頭で乾杯した。歓談の最中も木下まどか校友('99産社)による躍動感溢れるベリーダンスや焼酎など豪華景品をかけた抽選会で会場は多いに沸き、歴代の会長や奄美大島など遠隔地から駆けつけた校友の紹介では歴史的な重みと地域的な広がり、そして鹿児島県校友会の求心力そのものを感じさせる場面もあった。全員で応援歌を合唱した後は、入来院校友('58経済)の閉会の挨拶があり、参加者は祝賀ムードと爆笑の渦に包まれたまま、二次会へと場所を移した。
なお、立命館大学校友会事務局からは、事務局長の大場と朴が参加した。