7月30日(日)14時半からクーポール会館(静岡市)において、静岡県校友会総会「校友の集い2017」が開催された。当日は愛知県、岐阜県、三重県校友会からの来賓を含む89名の参加があった。
第1部の総会は、静岡朝日テレビアナウンサーの村田智啓氏(2010年文)の司会進行で開会。校歌斉唱の後、大場勝会長(’67年経済)が「学生の活躍に感謝を持ち続け、校友会を発展する場にしていきたい」と挨拶した。続いて来賓が紹介され総会議事に入った。渡部英明氏(’70年経済)が議長を務め、事業報告・計画、予決算と議事が進められた。大場会長からは「すべての活動の源は会員のネットワークづくりにある」という力強い言葉とともに、在住校友数の15%にあたる600名の組織をめざす新たな目標について説明があり、新役員として会長に加藤誠氏(’71産社)、副会長に中畑直二氏(‘94年経営)、若手会代表とRFSサブリーダーの幹事4名と事務局次長2名の選出が提案され、満場一致で承認された。新たに会長に選出された加藤会長は、「世代を越えた活動により親睦を深め、母校の発展のために協力していきたい」と就任挨拶を行った。
総会議事終了後、静岡県校友会RFSリーダーの良知史仁氏(’89年法)から未来人財基金募集推進の活動報告と支援の呼びかけが行われた。来賓からは、吉田美喜夫総長が学園を代表して富士山駅伝の応援、静岡県との就職協力協定締結をはじめとする学園への支援に対する謝辞とともに、18歳人口の減少における厳しい現状の中での教育研究発展の必要性について語り、学園の挑戦に対する支援を呼びかけた。続いて福元寅典校友会副会長、山川和俊三重県校友会会長が祝辞を述べた。最後に静岡県校友会の発展に寄与された大場会長に対し、福元校友会副会長より校友会本部からの感謝状と記念品が贈呈された。
第2部の記念講演では、河口哲也事務局次長(’95年経営)の講師紹介により、スポーツ健康科学部の家光素行教授が、「健康維持・増進のために必要な運動」と題して講演した。家光教授は健康運動実践指導者の資格を有し、テレビ番組にも出演するなど学内外で活躍されているが、校友会の総会での講演は初となる。参加者は自らの健康と運動状況を思い浮かべながら、時には笑い、時には真剣な表情で講演に聴き入っていた。
第3部の懇親会は、RFSリーダーの良知氏の司会進行のもと開会、静岡市長の田辺信宏氏(東のライバル校出身)が特別来賓として参加され、女子駅伝では弟の母校である立命館を応援するという紹介があり、冒頭から会場は大いに盛り上がった。最後に立命館大学応援団OBで元副団長の山本慎也氏(2010年法)を囲んで参加者全員が肩を組み、アンコールを含めて応援歌を2回熱唱し、中締めとなった。
参加者には総会開催の記念と目指せ五連覇 富士山女子駅伝とプリントされたオリジナルラベルの焼酎が配られた。