11月17日(土)17時30分からソラリア西鉄ホテルにおいて、福岡県校友会が「オール立命館 福岡県校友のつどい」を開催した(参加者200名)。
総会は、藤永前香氏(79年産社)が司会進行。開会は照屋俊樹氏(2015文)の宣言で始まり、メンネルコールOB川上英俊氏(85産社)のリードと副会長の三上由佳氏(96年産社)のピアノ伴奏により校歌を斉唱。物故者への黙祷の後、森下良吉会長(71年営)が挨拶を述べた。挨拶の中で森下会長は、校友の集いへの出席について御礼とともに、これまで福岡県校友会をけん引してきた清家邦敏前会長(61年経)をはじめとする先輩校友が69年続けてきたこの集いを受け継いで行きたいと抱負を述べた。続いて総会議事に入り、事業報告・会計報告および事業計画・予算案が資料により報告、安楽美和氏(99法)より監査報告が行われ、全て満場一致で承認された。平成最後となる総会は嘉飯わだつみの会副会長の篠崎巧氏(64法)の閉会の言葉で締められた。
続いて来賓紹介があり、学園関係者、東明館学園、北九州校友会、佐賀県校友会、広島県校友会、同志社大学、関西大学、関西学院大学の校友会支部からの来賓が紹介された。来賓を代表して学校法人立命館上田寛専務理事と立命館アジア太平洋大学の金賛曾副学長より学園の近況が報告された。また、校友会を代表して飛鳥井雅和校友会顧問より未来人財育成基金の取り組みの紹介と協力の呼びかけがあった。続いて、森下福岡県校友会会長と上田専務理事との間で賛助金の交付(校友会本部から福岡県校友会へ)と未来人財育成基金への寄付金の贈呈式(福岡県校友会から校友会本部へ)が行われた。
その後、廣岡睦氏(2009社会学研究科)より自身の活動報告が行われた。廣岡氏は高校、学部・大学院の9年間を立命館で過ごし、環境活動家、ファシリテーターとして現在、久留米市を中心に活動。保育園など幼い頃からの環境教育の必要性と取り組みについて力強く語り、出席者から大きな拍手が送られていた。
懇親会では、冒頭に森下会長より挨拶があり森崎巨樹(2010政策科学)と野瀬沙希(2012APU)の二人の乾杯の発声により祝宴がスタートした。
しばらくして、スペシャルサブライズゲストとして元日本ミドル級王者で元OPBF東洋太平洋ライトヘビー級王者の寺地永氏(88経営)のご子息である、WBCライトフライ級世界チャンピオンの拳四朗選手(関西大学出身)が紹介され、「北斗の拳」のテーマソングにあわせて登場すると会場の雰囲気は一変、ステージに注目が集まった。ステージにはボクシング部OBで監事の岡田正光氏(76経済)らを相手にミット打ちが行われ、世界チャンピオンのすばやいパンチが披露された。その後もしばらくは写真撮影が続き、拳四朗選手の周りには人集りが絶えなかった。
少し雰囲気が落ち着いてきた頃、新卒者を中心とする9名の新会員の紹介があり、ステージには新しい力が漲っていた。続いて恒例となった大抽選会が行われ、ホテルの食事券、ギフトセット、校友提供のお酒や特産品などの豪華商品の他に、オール立命館校友大会2018in仙台を機に「京料理木乃婦」と「木の屋石巻水産」の校友ネットワークによって共同開発された缶詰などが提供され、当選番号が発表される度会場は盛り上がった。
最後は、松宮央氏(2014文)のリードのもと会場全体が大輪になって応援歌を斉唱。APU、関関同大へエールを送り、森下新会長の博多一本締めでお開きとなった。なお、総会・懇親会の運営には大成印刷株式会社の皆様にご協力いただいた。
校友会本部事務局からは安福が参加した。