2017年1月28日(土)16時半より、ホテルライフォート札幌において、第62回北海道校友会総会・懇親会が開催され、学園関係者を含め約70名が参加した。
本総会・懇親会には、来年に予定されている北海道・東北ブロック開催「オール立命館校友大会2018 in 仙台」へ向けて、北海道校友会ならびに東北海道校友会の益々の盛り上がりを期して、立命館大学吉田美喜夫総長が来賓として出席した。また、吉田美喜夫立命館大学学長、立命館大学校友会小野守道副会長をはじめとした来賓以外にも、東北海道校友会の菊池事務局長、北海道新聞社の広瀬兼三代表取締役社長(会報No.266特集記事掲載)も会場に駆けつけ、オール北海道の一体感を感じさせる総会・懇親会となった。
第1部総会は中川均事務局長(’80・産社)の司会で進行され、まず初めに物故者への黙祷の後、千廣隆章会長(’78・理工)より、2016年における北海道校友会の活動の紹介、2018年校友大会への参加の呼び掛け、熊本地震により被災された方への哀悼が述べられると共に、「参加者のご健勝と今後の立命館と北海道校友会の発展を祈念する」と開会の挨拶が行われた。続く来賓挨拶では、吉田美喜夫立命館大学総長より、初めて北海道校友会に足を運ぶことができたことに関する喜びの声と共に、衣笠キャンパスにおける平井嘉一郎記念図書館、BKCにおけるスポーツ健康コモンズをはじめとした各キャンパスの整備状況、昨年開設した総合心理学部、2018年開設予定の食科学部、ANUとの共同学士課程等、R2020後半期計画を中心として、立命館大学の近況が多岐にわたり述べられた。立命館大学の改革の背景には、Beyond Bordersのスローガンのもと、常に挑戦し限界を超えていく姿勢、OICを引き合いに、物理的にも心理的にも壁のない地域に開かれた大学を目指す姿勢がある旨が語られた。続いて、小野守通 立命館大学校友会副会長(’69・経営)より、2018年仙台で行われる北海道・東北ブロック開催となる全国校友大会の成功へ向けて、2012年新潟で開催された全国校友大会の成功事例も踏まえて、「校友は卒業生だけではなく、卒業生の家族も含めて校友である。ぜひ家族も引き連れ校友大会に参加いただき、最後の地方で行われる全国校友大会として有終の美を飾れるよう、ご協力をお願いしたい。やれば必ずできます」と2018年大会の成功へ向けた熱いメッセージが述べられた。
議事に移り、昨年度の事業報告及び収支決算報告、監査報告があり、続いて今年度の事業概要と会計予算案が提案され満場一致で承認された。
第2部懇親会は伊藤治明元アナウンサー('75文)の司会のもと、千廣隆章会長の開会挨拶後、廣長明夫顧問(’60・理工)の乾杯の音頭でスタート。懇親会が始まった中で、立命館慶祥中学・高等学校 久野信之校長から、立命館慶祥高校から世界生物学オリンピックに日本代表として出場した生徒等の嬉しい報告があり、続けてスペシャルゲストとして北海道新聞社の広瀬兼三代表取締役社長が紹介され、学生時代の思い出について、「好きな本を読んで京都の町をブラブラできた幸せな4年間だった」と語られた。
続いて、北海道校友会平成の会のメンバーが壇上にあがり、一人ひとり自己紹介を行うとともに、代表の田原咲世氏('94院社会)より「これから子育て世代が参加しやすい会を目標とし、平成世代の校友活動をより一層活性化させていきたい」との挨拶があった。
その後、ゴルフ部会の成果報告などを聞きながら、先輩・後輩入り乱れて懇親が進み、参加者たちは食事と歓談を楽しんだ。会も終盤に差し掛かるなかで、北海道日本ハムファイターズ球団職員である石川拓道氏('06産社)により用意された北海道日本ハムファイターズ関連グッズを中心とした豪華景品が当たる抽選会が開催され、日本球界を代表するスラッガー中田翔選手や全世界が注目する日本球界の至宝、大谷翔平選手らスター選手のサインボールも用意される中、会場は大いに盛り上がり、当選した校友には大きな拍手が送られた。最後に、立命館慶祥中学校・高等学校教員の菊正敏氏('76文)ならびに立命館大学入試広報課教育主事の花高了三氏('78文)、立命館大学メンネルコール出身の片桐清実氏('83文)、のリードにより校歌、応援歌を合唱、エール三唱後、万歳三唱でお開きとなった。
閉会後、同ホテル内にて公式二次会も開催され、40名を超える校友が参加し、中川事務局長の司会のもと一次会の盛り上がりそのままに会場は大いに盛り上がった。
なお、校友会本部事務局からは、古澤秀晃校友・父母課員が参加した。