2016年1月30日(土)の正午より、ホテルライフォート札幌において「第19回北朋会」が開催された。当日は遠方から参加の方を含めて、校友・立命館学園関係者合わせて26名が集った。
第1部の総会は、菊正敏顧問(‘76文)の進行で開会された。はじめに山根治彦会長(’81経営)より「慶祥高校の誕生を契機にこの会が設立され、19回を迎えることができた。高大接続に関わり入試等さまざまな課題がある中、この会が今後も一層発展するよう皆様のご協力をお願いしたい」との挨拶があった。続いて本郷真紹立命館理事補佐(文学部教授)が「立命館大学の入試は、OIC効果もあり、昨年比、大きく伸びる見通しである。北海道でも志願者が増加している。本学は、この4月から総合心理学部が設置されるなど、新たな教育分野への展開も図ろうとしている。今後とも北朋会の皆様にこのような取り組みに積極的に関わっていただくようご協力をお願いしたい」と挨拶した。
その後、議事に移り、会計報告が石井洋会計監査('84法)、監査報告が菊顧問、2016年度役員改選提起が岡田則之事務局員(’86産)より行なわれ、全て承認された。
第2部懇親会は、川﨑昭治常務理事(一貫教育担当)の乾杯の発声で幕が開いた。続いて、本郷理事補佐より現在の大学入試を中心とした教育情勢についての講演会が開催された。現在進められようとしている入試改革など参加者にとって喫緊の課題への鋭い見解が示され、大変有意義な講演会となった。その後、テーブルを越えての懇親が進み、中盤では、初参加の校友によるスピーチも行われ、それぞれの分野で、立命館での学びを活かしながら活躍されている様子が披露された。また、校友会事務局からも「100円朝定食」や「未来人財育成基金」「今後の全国校友大会」など、大学や校友会活動についての報告があった。
会が盛り上がりを見せる中で、菊正敏顧問のリードにより参加者全員で肩を組んでの校歌・応援歌の斉唱が行なわれた後、久野信之立命館慶祥中学・高等学校校長によるサプライズニュースも交えての乾杯をもってお開きとなった。(サプライズニュースについては、別途報告がされる予定です)
なお、校友会事務局からは、田中康雄社会連携部担当部長が参加した。