2017年4月22日(土)18:30より、立命館大学落語研究会OBである桂塩鯛・桂小春團治両師匠による「立命寄席」が開催された。今回で第11回目となるこの催しは立命館大学校友会近畿ブロック文化事業として位置づけられており、会場である天満天神繁昌亭には近畿2府4県から150名の校友が前売り券を手に訪れた。また、落研の現役生も応援に駆けつけ、後輩学生と校友とが交流する貴重な機会となった。
奇しくも上方落語協会はこの4月に創立60周年を迎えたこともあり、出囃子にのって両師匠が高座にあがるや、客席からは大きな拍手が巻き起こった。「時うどん」を前座に、「代書屋」「しじみ売り」の古典と「妻の旅行」「とっても大好きDRYもん」の創作落語を両師匠が2演目ずつ披露。幕間には校歌や応援歌が三味線で奏でられ、人情味溢れる噺にしんみりしながらも、巧みな話芸に観客らは膝を叩き、腹を抱えて大笑いした。
なお、校友会本部事務局からは、曽谷、張、朴の3名が参加した。