7月11日(土)16時から、パーティーギャラリー「イヤタカ」において、秋田県校友会が年次総会を開催した(参加者16名)。
総会は、杉澤綾香氏(2010年法)が司会進行。物故会員への黙祷に続き、今野謙会長(1972年法)が開会の挨拶を行った。挨拶の中で今野会長は、「7月4日に開催された男鹿駅伝競走大会にて見事15連覇を果たした立命館宇治高校の応援、そして8月に能代市で開催される学生本因坊戦に出場する囲碁研究部の応援等を通じて、立命館とのつながりを感じながら本会活動を活性化させていきたい」と述べ、さらに未来人財育成基金に関わって、「欧米の大学ではOBが自分の出身校寄付を行い、大学を支援している。本事業も同様の母校支援プログラムである。どうか母校愛の一環として支援をお願いしたい」と協力を要請した。続いて来賓紹介が行われ、学園を代表して高橋英幸・財務担当常務理事(1969年経)が挨拶に立たれ、地域に溶け込むように開設され、運営されている大阪いばらきキャンパス、新図書館が建設中である衣笠キャンパス、理工新棟トリシアに続きプールを含む「スポーツ健康コモンズ」が新設されるBKC等、3キャンパスのキャンパス創造状況についてご紹介。そしてSGU採択を受けANUとの共同学士課程設置に向けた取り組みをはじめ様々なグローバル化対応への状況を説明された。次に校友会本部を代表して飛鳥井雅和副会長が挨拶に立ち、2018年の東北・北海道ブロックにおける校友大会開催に向けた協力を依頼するとともに、翌2019年には校友会が設立100周年を迎えることに触れ、学園発祥の地京都で盛大に記念校友大会を開催することを紹介。「是非、秋田からも多数のご参加を」と呼びかけた。祝電披露を経て、総会議事となり全4号にわたる議案が審議され、全て拍手で承認された。とりわけ今回事業計画に新たに盛り込まれた「学生本因坊戦」について、囲碁研究部OBである加藤和生副会長(1974年理工)が、「本因坊」の由来、会場となる旧料亭「金勇」(国指定有形文化財)の紹介をしながら応援協力要請を行った。
議事終了後、会場転換を経て、懇親会となった。池田強士氏(1957年文)の乾杯発声で開宴。開宴早々に、校友会本部事務局長の大場から、祇園祭の鉾建てが始まった懐かしの京都の様子に触れつつ、母校の近況報告があり、和やかな交流を経て、佐々木亨幹事長(1990年法)と杉澤氏の名司会でビンゴゲームが行われた。獲得した賞品を手に会話は弾み、学生時代の思い出、今後の会運営への思い等々世代を超えた交流が展開された。最後は、参加者全員が輪になり、校歌と応援歌を斉唱。猿田千代彦副会長(1975年経)の挨拶で中締めとなった。