11月12日(土)17時30分からソラリア西鉄ホテルにおいて、立命館大学福岡県校友会が「オール立命館 福岡県校友のつどい」を開催した(参加者300名)。
第一部の総会は、藤永前香氏(79年産社)が司会進行。小紫順平氏(10年文)が開会の言葉を述べ、次に三上由佳副会長(96年産社)のピアノ演奏に合わせて校歌を斉唱。物故者への黙祷の後、清家邦敏会長(61年経)が挨拶を述べた。挨拶の中で清家会長は、繁忙期における今次校友の集いへの出席について御礼を述べるとともに、若い校友が多数集まった会場を見渡しながら、「若い力による会の活性化に大きな期待を寄せている」と述べた。さらに「立命館の校友同士、交流を深め、社会に役立つネットワークの構築に努めていただければ」と括った。総会議事を拍手で承認し、三上副会長の閉会の言葉で総会を終了した。
第2部の来賓紹介では、先ず、学園代表として学校法人立命館の志磨慶子常務理事が登壇。少子化や文部科学省による入学定員管理の厳格化等、学園を取り巻く厳しい情勢を説明されながら、そのような中、教育研究の質向上とそれを実現する環境整備計画としてのスポーツ健康コモンズや平井嘉一郎記念図書館等のR2020後半期計画の具体事例を紹介。改革の実情を報告された。続いて横山研治APU副学長、慈道裕治・東明館中学校・高等学校理事長が祝辞を述べられ、飛鳥井雅和校友会本部副会長(64年法)が8月22日の日本経済新聞「教育面」に掲載された村上健治校友会長の寄稿記事を紹介しながら「校友会未来人財育成基金」へのさらなる協力を求めた。そして同基金を活用し、所属する立命館大学交響楽団の学生たちと、オーケストラをもっと人々の身近な存在にするための様々な活動を展開している弓削智恵美さん(営3)が登壇。その活動を紹介するとともに、活動を財政面から支えてくれた同基金の意義について述べた。福岡県八女市出身ということも相俟って、会場からは数多くの温かい応援の声や拍手が贈られた。その後、清家会長と飛鳥井副会長との間で賛助金の交付(校友会本部から福岡県校友会へ)と寄付金の贈呈式(福岡県校友会から校友会本部へ)が行われ、寄付金については福岡県校友会からの校友会未来人財育成基金として取り扱うこととなった。
第3部の懇親会は、冒頭に清家会長が挨拶を行い、その中で16年間にわたる会長職を勇退し、次期(2017年4月1日以降)からは新たに森下良吉副会長(71年営)に会長を託したいと言及され、会員に対し、賛同を求められた。続いて、オープニングアクトとしてAPU校友の津軽三味線奏者、鈴木利枝さんが津軽じょんがら節を披露。深い哀愁あふれるメロディーと奮い立つような力強い演奏に参加者は魅了された。演奏終了後は若い校友二人による乾杯発声が行われ、祝宴がスタートした。歓談の最中に、新会員が紹介されたり、はずれくじ無しの大抽選会が行われ、大いに盛り上がった。そして最後は、応援団OBの髙木正憲氏(14年理工)のリードで寮歌と応援歌を斉唱。盟友である関関同の校友会代表者へエールを送り、森下新会長の博多一本締めでお開きとなった。
なお、校友会本部事務局からは事務局長の大場が参加した。