7月18日(土)14時から崎陽軒本店において神奈川県校友会が「オール立命館神奈川県校友大会」(総会・校友の集い)を開催した(参加者83名)。
第一部は、山田和久幹事長(77年産社)が司会を務め、ドルフィンスルー株式会社代表取締役・クリエイティブディレクターの横川隆司氏(85年営)を講師に招き、講演会を実施。前職において現在の立命館のコミュニケーションマークである「Rマーク」の開発を担当した経験に基づき、その開発経緯およびその後の東京発信の広告展開等についてエピソードを交えながら紹介。そして「立命館に関わるすべての人のコミュニケーションの目印になる」こと等、Rマークに託した想いを述べた。
第二部の総会は、鈴木修氏(85年法)が司会進行。メディックスOB・OGのリードで校歌を斉唱し、来賓紹介後、野口邦夫会長(74年法)が挨拶に立ち、「校友会はコミュニケーションの場であり、見知らぬ者同士が出会える場である。積極的な交流を」と呼びかけを行った。総会議事は宮本晃三副会長(69年理工)を議長に、予決算、役員改選等、全4議案が審議され、全て拍手で承認された。続いてRFSを担う岡田直之副幹事長(87年産社)が、ケニアで国際ボランティアを実施してきた田中美帆氏の映像を紹介しつつ、未来を切り拓く後輩たちへの支援につなげる未来人財育成基金募集推進事業への協力を求めた。そして来賓を代表して渡辺公三・立命館副総長と小野守通校友会本部副会長(69年営)がそれぞれ挨拶を行った。挨拶の中で渡辺副総長は、4月に開設された大阪いばらきキャンパス、来年度同キャンパスに設置される総合心理学部、そして衣笠、BKCを含む3キャンパス同時進行で展開されているキャンパス創造事業等について紹介。さらにスーパーグローバル大学創成支援事業(以下、SGU)採択プログラムの核となるオーストラリア国立大学との共同学士課程構築に向けた両大学の熱のこもった協議状況について触れ、「APU設置に向け、懸命に議論を繰り返していた頃を思い出す」と述べ、SGU採択を受け、グローバル大学としての確立に向けた母校の取り組み状況を報告した。また、小野副会長は、未来人財育成基金への協力、とりわけ「息長く、世界に羽ばたこうとしている後輩を支援していくために」継続寄付への協力を要請。そして「2018年以降、18歳人口が急激に減少していく中、さらに母校が発展していくためには校友との連携が益々重要となってくる。そのような認識を共有しながら今後も校友会活動に取り組んでいこう」と述べた。
第三部の懇親会は合津涼子幹事(99年法)と大澤美恵氏(06法)が司会を務め、浜田平穂氏(56年文)による乾杯、近隣校友会からの参加者を代表して、鈴木昌治・埼玉県校友会副会長(77年営)が祝辞を述べた後、開宴となった。卒業年代ごとで括られた座席配置が功を奏し、会話が弾み、交流が進む中、メディックスOB・OGが再度登場し、「Jesu,meine Freude」(作曲者:バッハ)、「七里浜」(團伊玖磨作曲、西田幾多郎作詞)等を息が合った合唱で披露。交流に花を添えた。その後も初参加者によるスピーチや、クラブ等の活躍紹介、鉄道研究会OBの前田和彦氏(00年営)の進行によるビンゴゲーム等、アトラクションも多彩で会は大いに盛り上がった。最後は応援団OBの木山秀一・茨城県校友会幹事長(81年法)による勇壮豪快な演舞に合わせて参加者全員で応援歌を斉唱し、お開きとなった。
なお、本部事務局からは事務局長の大場が参加した。