7月16日(土)14時から崎陽軒本店において神奈川県校友会「オール立命館神奈川県校友大会」(総会・校友の集い)が来賓・校友合わせて73名の参加のもと開催された。
第一部は、山田和久幹事長(’77産社)が司会を務め、神奈川とも縁の深い久保幹生命科学部教授を講師に招き、講演会を開催。「微生物が健康な土を創る-健康な土壌で育った野菜は美味しい!体に良い野菜を食べていますか?-」のテーマで、野菜の収穫量も栄養価も品質もアップする土壌の改善の重要性について講演された。現在、久保先生の研究室では、土壌の診断結果として「SOFIX認証」を進め、日本の有機農業の推進に向けて取り組まれている。
第二部の総会は、木内友一幹事(’77経済)が司会進行。メディックスOB・OGのリードで校歌を斉唱し、来賓紹介後、野口邦夫会長(’74法)は「校友会は自分のためになる場である。無形の財産であり、それを育てる場である。これからも多くの方に参加していただき発展させていきたい。」との挨拶があった。総会議事は尾崎俊彦副会長(’73産社)を議長に、2015年度活動・会計報告、2016年度活動計画・予算案、役員人事(報告)が審議され、全て拍手で承認された。続いてRFSの岡田直之副幹事長(87年産社)が、「未来人財育成基金の活用として『立命館大学+R個人奨励奨学金』への支援を開始し、このうち神奈川県出身の学生が2名採用された。今後とも後輩支援のための10億円の目標を達成できるよう、ご支援・ご協力をお願いしたい」との呼びかけがあった。
続いて、来賓を代表して市川正人立命館副総長と飛鳥井雅和校友会本部副会長がそれぞれ挨拶を行った。市川副総長は、「昨年4月にOICを開設し、この4月には、衣笠キャンパスに平井嘉一郎記念図書館が開館し、9月にはBKCスポーツ健康コモンズが開設される。3キャンパスそれぞれの特徴を生かした教育・研究でグローバル化が進んでおり、アジアのリーディング大学を目指してがんばっている。今後とも更なるご支援をおねがいしたい」との挨拶をされた。また、飛鳥井副会長は、「未来人財育成基金は、後輩への贈り物=Giftであり、今後ともご協力をお願いしたい。全国大会も今年は、金沢、2019年の校友会100周年は京都で実施される。これに向けても多くの校友のご支援をお願いしたい」との挨拶があった。
第三部の懇親会は合津涼子幹事(’99法)と大澤美恵氏(’06法)が司会を務め、野口会長の開会の言葉、小畠照夫氏('58経済)による乾杯、近隣校友会からの参加者を代表して、小玉秀生・埼玉県校友会会長(’68文)が祝辞を述べた後、開宴となった。会場席は、卒業年代ごとに座席が配置され、会話も弾み、楽しく交流が進んでいった。
その後、メディックスOB・OGの演奏、初参加者によるスピーチやクラブ等の活躍紹介があり、ビンゴゲームで宴もたけなわとなり、最後は木内幹事のリードで参加者全員が応援歌を斉唱し、お開きとなった。
なお、本部事務局からは研究部担当部長の田中が参加した。